WRC Rally Japan

ご指名ですよ、平川亮選手! 勝田貴元、“親友”のWRC Rally1ドライブを所望「嫌だって言われても乗せてみたい(笑)」

日本人で唯一のWRC Rally1ドライバーであるTOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元。彼は世界最高峰のラリーカーのパフォーマンスを、旧知の仲である平川亮に体験してもらいたいと語った。

Takamoto Katsuta, Aaron Johnston, Toyota Gazoo Racing WRT NG Toyota GR Yaris Rally1

 雪道、サファリ、グラベル、ターマック……様々な道を駆け抜ける世界最高峰のラリーカーと言える世界ラリー選手権(WRC)Rally1車両。最高出力500PS以上、最大トルク500Nm以上を発生させるハイブリッドパワーユニットを搭載し、安全性の観点から市販車とは大きく異なる中身を持つ“モンスター”だ。

 日本人ドライバーとして唯一WRCのRally1クラスを走るTOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元は、その圧倒的なパフォーマンスを多くのドライバーに体験してほしいと考えている。そして勝田が「一番の仲良し」と公言し、トヨタから世界耐久選手権(WEC)やスーパーフォーミュラを走る平川亮には、特にこのRally1車両を体感してほしいという。

 勝田にとっての地元戦となるWRC最終戦ラリージャパンには、メーカーの枠を越えて、多くの“ドライバー仲間”が来訪。勝田の活躍を見守っている。

 どのドライバーにWRCのRally1車両を体験してもらいたいか、と勝田に尋ねると彼は次のように答えた。

「みんなに乗ってもらいたいですね。四輪駆動ならではの加速感もありますし、ハイブリッドのものすごいブーストもかかるので、どこかで体験してほしいです」

「サーキットのような広いところを走るよりも、林道のような本格的なステージでは体感スピードも倍以上あると思います。そういうのもみんなに体験してほしいです」

 ただ、勝田はドライバー全員にRally1車両のパフォーマンスを体験してほしいと語ったが、カート時代からの親友である平川に関しては“マスト”のようだ。

「平川選手に関しては、嫌だと言われてもいつか確実に乗せようと思っていますよ。拷問だと思ってもらいます(笑)」

Ryo Hirakawa,McLaren

Photo by: McLaren

Ryo Hirakawa,McLaren

 2度のWEC世界王者である平川は、2023年9月に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPの際、2024年からマクラーレンF1のリザーブドライバーになることが発表され、既にF1初ドライブも済ませた。

 そんな平川と勝田は幼少期からの仲。F1という夢舞台を目指し、カートからFCJ、全日本F3選手権と切磋琢磨しならがキャリアを築いていった。

 勝田はサーキットレースからラリーへ転向したことで平川と道は違えたが、F1という「自分が諦めた夢」を追いかける平川を応援したいと語った。

「僕もカートからFCJ、F3と平川選手とライバルとして戦っていましたし、お互いにF1を目指していた仲でもあります。僕らは親友ですが、自分が当時諦めた夢を今でも彼は追いかけていて、僕はそのぶん応援したくなります。」

「いつかチャンスを掴んで、(F1に)レギュラー参戦してくれたらいいなと思っています」

「本人は今置かれた状況で、2年連続でチャンピオンを獲得して、できる限り多くの人と話をしています。そういった意味ではドライバーとしても、親友としても尊敬しています。僕も親友として恥じない結果でいられるようにしたいと思います」

 

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