ランチア、新型イプシロンRally2 HFインテグラーレを発表。名門のWRC最高峰クラス復帰に向けて大きな一歩
イタリアの名門ラリーブランドであるランチアが、Rally2仕様の新型イプシロンを正式発表した。
Lancia Ypsilon Rally2 HF Integrale
イタリア・トリノに拠点を置くステランティス・グループ傘下のランチアは、新型イプシロンのRally2仕様であるイプシロンRally2 HFインテグラーレを発表。オフィシャル写真と動画を公開した。
かつて世界ラリー選手権(WRC)で史上最多10回のコンストラクターズタイトルを獲得した名門ランチア。ラリー競技から手を引いていた時期も長かったが、今年に入り新型2WD車であるイプシロンRally4 HFで復帰し、新型ワンメイクシリーズ「ランチア・ラリートロフィー」も開催した。
そしてここ数週間では、イプシロンRally2と思わしき車両がフランスでテストを実施する様子を映した短い動画がソーシャルメディア上に出回り話題となっていたが、ランチアは新型ラリーカーの開発を正式に認め、簡潔な声明を発表した。
「新型ランチア・イプシロンRaly2 HFインテグラーレがデビューを果たす。ランチアのラリー勝利にまつわる伝説的なスピリットを現代モータースポーツに継承するモノであり、これは始まりに過ぎない」とランチアは綴った。
Lancia Ypsilon Rally2 HF Integrale
Photo by: Lancia
【ギャラリー】ランチア、新型イプシロンRally2 HFインテグラーレを発表
motorsport.comの情報筋によれば、イプシロンRaly2の開発計画は数ヵ月前から始動していたという。ただ車両のラリー競技へのデビュー時期や競技における今後の戦略については依然として不明だ。
WRCは2027年からテクニカルレギュレーションを刷新予定であり、2026年が現行Rally1車両で最後のシーズンとなる。
新レギュレーション下では、予算制限がかけられるWRC27車両はスペースフレームシャシーとRally2車両のコンポーネントを採用。約300馬力を発生させるパワーユニットを搭載する。
2027年からは現行Rally2車両とWRC27車両が同一カテゴリーで競い合い、これがWRC最高峰クラスとなる。理論上、ランチアはイプシロンRally2 HFインテグラーレでこのクラスを戦うことができる。
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