「Mスポーツの勝利は継続力の賜物」とフォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンは、Mスポーツが2017年タイトルを獲得することができたのは、WRCに継続して参戦してきたからだと考える。

 フォルクスワーゲンのモータースポーツ・ディレクターであるスヴェン・スミーツは、Mスポーツが2017年タイトルを獲得することができたのは、他のメーカーがWRCから撤退していく中で、参戦を継続してきたからだと考えている。

 Mスポーツの代表であるマルコム・ウイルソンは、2017年初めにセバスチャン・オジェを起用することに成功。そしてファクトリーチームのヒュンダイやトヨタ、シトロエンを抑え、今季ドライバーズ部門とマニュファクチャラー部門でタイトルを獲得した。Mスポーツがタイトルを獲得するのは、フォードとして参戦していた2007年以来のことだった。

 2008年末にスバルがWRCから撤退して以降、フォルクスワーゲンがWRCに参戦を開始する2013年まで、フォード・Mスポーツの主なライバルとなったのはシトロエンだけだった。

 MスポーツはフォードがWRC活動から手を引いた2012年以降も、プライベーターとしてWRC参戦を継続してきた。

「今年、Mスポーツが達成したことは全くもって素晴らしいことだ」

 そうスミーツは語る。

「この結果はフォードが撤退した後もWRC参戦を継続したマルコムの功績によるものだ。参戦台数が減ったにも関わらず、彼は数年間シトロエンと戦い続けた」

「これまで彼が投資してきたもの、ファクトリーやスタッフ、時間全てがこの勝利によって報われたと私は思う。彼とMスポーツの勝利を、私は心の底から祝福したい」

 2016年限りでWRCから撤退したフォルクスワーゲンは、2017年も参戦を継続していれば、オジェと共に5度目のタイトルを獲得できていた可能性がある。しかしスミーツは、Mスポーツに移籍した後もオジェが自身のタイトルを防衛したことを特に喜んだ。

「以前付き合いのあったドライバーと今もちょっとした繋がりがあることはいいことだ」

「セブ(オジェの愛称)とマルコムが成し遂げたことは本当に素晴らしい」

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この記事について
シリーズ WRC
チーム M-スポーツ
記事タイプ 速報ニュース