Mスポーツ、3台目にブライアン・ブフィエをスポットで起用
Mスポーツは、2018年シーズンに向けて元IRCラリー・モンテカルロ優勝者であるブライアン・ブフィエをスポット参戦で起用する予定だ。

Mスポーツは、2018年シーズンのラインアップとしてセバスチャン・オジェとエルフィン・エバンスを擁することをすでに発表している。今回同チームは、39才のブフィエを今月末に開催予定の開幕戦モンテカルロと4月に開催のツール・ド・コルス(フランス・コルシカ)に起用することを明らかにした。
ブフィエはインターナショナル・ラリー・チャレンジと欧州ラリー選手権(ERC)に参戦し、モンテカルロとコルシカで勝利した経験を持っている。
最近では2016年WRCモンテカルロにMスポーツのフォード・フィエスタRS・WRCで参戦。サスペンションを故障させながらも7位に入賞している。2017年にはMスポーツが手がけたフィエスタR5でラリー・モンテカルロのWRC2クラスに参戦し、3位に入賞。さらにERCで2度優勝を果たした。
「これまで最新のマシンをテストしたことはなかったため、正直Mスポーツのマシンをドライブする機会を得られるとは思いもしなかった。本当に楽しみにしている」
そうブフィエは語る。
「マルコム(ウイルソン/Mスポーツのチーム代表)やMスポーツに協力できるならいつでも歓迎している。また2017年シーズンに驚くべき偉業を成し遂げた彼らと再び仕事ができることを本当に誇りに感じている」
「モンテカルロとコルシカはそれぞれ特色が違っているが、僕も彼らも得意としているイベントだ。フランスで走れることは楽しいし、新しいクルマだからなおさらだ」
ウイルソンは、今回ブフィエを起用した理由について次のように語った。
「これらのイベントはコンディションやタイヤの選択が勝敗を分ける、最も専門性の高いラリーのひとつだ」
「我々はタイトルを防衛するための手立てとして、今回ブライアンの経験を借りようと思っている」
Mスポーツは今週行われるオートスポーツ・インターナショナル・ショーで3台目のマシンの今後の計画について発表する予定だ。
この記事について
シリーズ | WRC |
ドライバー | ブライアン バフィー |
チーム | M-スポーツ |
執筆者 | David Evans |