Mスポーツ、フィエスタWRCにフォードNASCARの技術を活用

Mスポーツは、アメリカにあるフォード・パフォーマンスにフィエスタWRCを持ち込み、NASCAR開発などに使用する設備を用いて作業を行った。

 今月上旬、Mスポーツはアメリカ・ノースカロライナ州に位置するフォード・パフォーマンスにフォード・フィエスタWRCを持ち込み、フォードがNASCARなどのために使用している空力設備をフィエスタWRCに活用した。

 Mスポーツが擁するフォード・フィエスタWRCは、セバスチャン・オジェのドライブによってラリー・メキシコで優勝した。その後、マシンは直接ノースカロライナ州シャーロットに位置するフォード・パフォーマンスに運ばれ、NASCARで使用されている技術を取り込んで作業を行なったとMスポーツのラリー・エンジニアリング責任者であるクリス・ウイリアムズは認めた。

「これまでもそこへマシンを持って行きたかったのだ」

「しかしその1週間後にはコルシカにテストカーを持っていかなくてはならなかったため、非常に忙しいスケジュールだった。フランスへ向かう途中、そこ(フォード・パフォーマンス)はメキシコから近いので、理にかなっていた。そこに立ち寄ったおかげで、我々は学ぶことができた。またフォードのCFD(数値流体力学)で様々なことを検証することができたため、非常に有意義だった」

 フォード・パフォーマンスでは、NASCARやGTプログラムの開発を行っており、WRカーの開発を行ったのは今回が初めてのことだった。

 さらにウイリアムズは次のように語った。

「我々はウインドシア(ローリングロード付き風洞に近いもの)を使用した。このマシンで使用するのは初めてのことであったが、助けになった」

 ウイリアムズは、開発を行っているものの多くは長期的に取り組まれているが、フォードのファクトリーで短期的なアップグレードも行っていると述べた。

「ウインドシアを使用することが主要な目的であったし、非常に有効的だった」

「今回多くのものを実装したが、そのほとんどが長期的に取り組んできているものだ」

 Mスポーツは、シーズン後半に再びフィエスタWRCをフォード・パフォーマンスに持ち込む予定があるという。

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この記事について
シリーズ WRC , Monster Energy NASCAR Cup
チーム M-スポーツ
記事タイプ インタビュー
タグ ford performance