脱”シルバーコレクター”。新王者ヌービル、タイトル防衛にメラメラ「一度タイトルを獲って、より飢えている」
ヒョンデのティエリー・ヌービルは、WRCのタイトルを獲得したことで、これまで以上にタイトルを渇望していると明かした。
Thierry Neuville, Martijn Wydaeghe, Hyundai World Rally Team Hyundai i20 N Rally1
写真:: Red Bull Content Pool
2024年にWRC(世界ラリー選手権)のチャンピオンに輝いたヒョンデのティエリー・ヌービルは、ディフェンディングチャンピオンとしてモンテカルロでの開幕戦に臨むにあたり、タイトルへの渇望はかつてないほど強いと語った。
過去、ランキング2位を5度経験してきた“シルバーコレクター”のヌービルは昨シーズン、長年の夢をついに叶えチャンピオンに輝いた。そして週末にモンテカルロで開幕する2025年シーズンでは初のタイトル防衛に挑む。
ヌービルはタイトルを獲得したことで、長年ラリーの頂点を目指してきたプレッシャーから解放されたと認めている。
今季はヒョンデi20 Nのサイドにナンバー1を掲げて新シーズンに臨むヌービルは、昨年の成功がさらなるタイトル獲得への欲望をかき立てたと語る。
「間違いなく(次のタイトルに)飢えている。一度味わえば、もっと欲しくなるものだ」とヌービルはmotorsport.comに語った。
「何事もそうだ。間違いなく、僕がやりたいことは、他の年にやってきたようにすべてを出し切ることだ。すべてがうまくいけば、上位に食い込めるはずだ」
「全体的に言えば、タイトル争いに関して肩の荷が下りたと言える。タイトルは、僕たちがずっと追い求めてきたものだ」
「でもパフォーマンスを発揮しなければならないというプレッシャー、チームのために結果を出さなければならないというプレッシャー、そしてベストでなければならないというプレッシャーは変わらない」
「エキサイティングで、チャレンジングで、タフなシーズンになるだろう。このプレッシャーは、できる限りハードにプッシュし続ける僕たちにプラスになると確信している」
Worldchampion Thierry Neuville, Hyundai World Rally Team
Photo by: Vincent Thuillier / Hyundai Motorsport
チャンピオンとなったことで、2025年にさらに良いパフォーマンスを発揮できるかという質問には、ヌービルは「分からない」と答えた。
「チャレンジ自体は同じだと思う。いつもと同じように浮き沈みがあるだろう」
「直面したチャレンジを乗り越え、ベストを尽くす必要がある。だけど昨年と同じような戦略でポイントや選手権のことを考えている」
「4人か5人のドライバーがタイトルを争うと思う。オット(タナク/ヒョンデ)やカッレ(ロバンペラ/トヨタ)やエルフィン(エバンス/トヨタ)、そしてアドリアン(フルモー/ヒョンデ)も争いに加わるかもしれない」
開幕戦のラリー・モンテカルロは、WRCで最も過酷なイベントのひとつだと言える。今季からタイヤがハンコック製となり、マシンからハイブリッドユニットも排除されたことで、昨年とは大きく異なるトリッキーな状況で開幕を迎えることになる。
ヌービルはクレバーなアプローチで表彰台を狙いたいと語った。
「新しいタイヤでの経験が不足しているのは明らかで、ラリーで経験を積むしかない」
「モンテカルロではクレバーなアプローチが必要になるだろうし、例年とは違うモンテカルロになると思う。簡単なことではないが、シーズンに向けていいスタートを切れることを願っている」
「表彰台に上がれればうれしいし、満足できるだろうけど、その最上段だったらとてもハッピーだね」
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