【PR】リアルな"聴く"ラリーを体感!『WRC6』発売前先行プレイ

WRC公式ゲームタイトル『WRC 6』PS4版がまもなく国内販売される。全日本ラリーで活躍するドライバーの川名賢にそのインプレッションを訊いた。

 先月に行われたラリー・スウェーデンでのトヨタ初優勝で大いに盛り上がるWRC。そのWRC公式ゲームタイトル『WRC 6』PS4版がまもなく国内販売される。

 WRC公式ゲームとして11作目の本作は、グラフィックや操作面でラリードライバーが感じる”リアリティ”を演出し、フロントガラスに付着する泥などの画面効果でさらに自然の臨場感を追求した。

 そして、ペースノートシステムが新機能として導入されているのが、大きなポイントだろう。ペースノートとは、事前にコース下見(レッキ)を行なった時、コースの情報を書き留めておくもの。ラリーではカテゴリーに関係なく必要不可欠である。というのもペースノートは、天候や路面コンディションが大きく変わる林道や雪道などを全開疾走するための道しるべになるのだ。

 それでも2度と同じコンディションで走行が行えないラリーでは、予期せぬ事態に陥った時のドライバーの腕や経験則が必要であり、さらにペースノートを共有するコ・ドライバーとの相性も重要になってくる。

追求されたリアリティ

『WRC6』をプレイする川名賢

 今回は、全日本ラリー選手権に参戦するドライバーの川名賢に、『WRC 6』を先行体験してもらった。

 コントローラーでの操作に慣れるためにと様々なステージをプレイする中で、すでに川名は本編中の景色を楽しんでいる様子だった。

「コックピットカメラから見えるマシンの内装のデティールや、コースオフした後のリスタートでタイムペナルティを受けること、また日中の影や霧で道が見えづらいところとかがリアルです。細かいところだとライトとかワイパーとかも自分で操作するのが面白い。スタートもフライングしてしまってビックリしました。フライングペナルティもリアルです」と川名は言う。

 また、モンテカルロのチュリニ峠やフィンランドやフランスでのラリー経験を持つ川名は、その国特有の雰囲気の違いを指摘した。

「本来のステージよりも短縮されていますが、コースがリアルなおかげで没入感があります。見たことあるステージは『おお、あそこだ』と思い出せますから。まずゲームに慣れる段階でそういったリアルなコースの雰囲気を楽しめますね」

「コース特性も掴んでいる感じがします。例えばスペインのターマックはグリップが高めだと聞くんですけど、そういった感触もあります。ステージによっては側溝もあったり、藁束のシケインとかもリアルで良いですね」

「『WRC 6』では景色がまず楽しいし、様々な天候や時間帯をセッティングできるのも魅力です」

 ステージ開始前にチームとドライバー、ステージの天候と時間帯を選択できる。川名はそのマシンの種類や、ジュニアWRCを監修している徹底ぶりや、細かく選択できるセッティングのバリエーションにも驚かされた様子だ。

「ラリーを知っている人ならこういったマニアックな感じに満足できるでしょう。バリエーションが多いのはやりこみ要素ですよね。極めたくなります」

「ラリーを知らない人なら、『ラリーってこんな競技なんだ』っていうのが理解できると思います。まずは壊さないで完走するところから始まって、ペースノートを見るようになって、よくよくはペースノートに頼るドライビングをするというステップを踏めるので誰にでも楽しめそうですね」

”聴くゲーム” 

『WRC 6』プレイ画面
ペースノート無しでのプレイ画面

 チュートリアルを終え、川名が早速セッティングを行ったのは、サスペンションやデフの調整ではなく、ペースノートの読む速さや言語選択、情報量だった。

「ラリーはペースノートが一番重要です」と川名。1ステージ走るたびに5段階あるペースノートを読む速さを調整し、コ・ドライバーの言語を日本語バージョンと英語バージョンを何度か聴き比べ、「エンジン音も聞きたいけど……」と名残惜しそうにエンジンの音量を落とした。

 セッティングが終わると、テレビから聞こえてくるのは英語でペースノートを読む声。さらには、画面に表示されていたペースノートの記号を消してしまった。

 ペースノートにある情報は、コーナーの方向とベンド(コーナーのきつさ)やコーナーの長さ、コーナーとコーナーの間の距離が主な要素だ。さらに走行ラインや危険箇所、路面状況など、人によってはガードレールやミラーなどの目印も入れることもある。走行前のレッキ(ステージの下見)でペースノートを作成するため、できるだけ多くの情報を取り入れようとしがちになるが、情報を入れすぎは逆に禁物である。なぜならコ・ドライバーが実際に読むことができなかったり、全開走行しているドライバー自身も情報が多すぎるために処理が追いつかなかったりするためである。マシンのセッティングと同じように、そういったペースノートの情報量を調整することができるのもこのゲームの醍醐味だろう。

 ラリーゲームは学生時代以来だと語る川名は、本作のペースノートシステムの細やかさに驚いたという。

「これまでのゲームではほぼ視覚に頼って走っていたと思います。ペースノートがあったとしても、『イージーライト』とか『レフト』とかそういう簡単なものだったと思います」

「でもこれは”聴くゲーム”ですね。自然とペースノートに集中してしまうというか」

 モータースポーツゲームで視覚を使うのは当たり前のことである。しかし、『WRC 6』で聴覚を使って走ることができれば、さらに上級者になれるということだろう。川名はペースノートを聴いてゲームをすることを勧めている。

「普段はペースノートを聴いて走るなんてことないと思うんですけど、ぜひ試して欲しいですね。慣れてくると、ペースノートだけで次のコーナーが想像できるので、どんどん速く走れると思います」

ゲームへの没入感

ゲーム『WRC 6』スクリーンショット

 徐々にゲームに慣れていくと、いつもの川名らしい走りをゲーム内で実現しようとしているのがわかった。コーナー手前などで実際の川名の車載動画とゲームの画面が所々マッチしているのである。

 ゲーム特有の法則に従ったドライビングではなく、実車で積み重ねた経験則からなるドライビングスタイルが出てくるのは、いかにリアリティを追求されたゲームなのかが伺える。

 川名に対し、ゲーム後に本編のインプレッションについて訊いた。

「やめられなくなりますね」

「一番は景色のデティールが細やかなところです。走行中のラジオポイントやレスキューもあったりして臨場感がある」

「でも、運転のリアルさは追求されすぎてなくて、むしろ良い難易度で誰でも遊べるようになっている。砂利道とか雪道の低ミュー感は確かに表現されているけど、リアルすぎると誰も走れなくなっちゃいますからね」

「そうすることで初心者の人も楽しめるし、玄人は路面コンディションのバリエーションの豊富さやペースノートで楽しめる。そのペースノートもラリードライバーの目線になって調整ができるようになっているので違和感がありません」

「また別の視点から言えば、レースならサーキットを借りれば実際に走れると思うんですけど、ラリーは普段公道なので全力で走れる機会はあまりないですよね。ゲームならそれができるのでそれも嬉しいところです」

 川名は「しばらくゲームに触れる機会も少なかったが、本編を買ってやりこめばずっと遊べる」と言う。海外ラリーで優勝することを目標にしている川名。いつしか『WRC 6』をコースに慣れるためにプレイする日が来るのかもしれない。

『WRC 6』公式HPはこちら→http://game.intergrow.jp/wrc6/index.php

川名賢

川名賢(かわな すぐる):1984年6月18日生まれ。2013年全日本ラリー選手権JN-2クラス総合優勝の経験を持つ。2014年からクラスアップし、JN-5クラスに参戦。シリーズ2位に入賞した。その傍ら、念願のインターナショナルラリーチャレンジやヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)にもスポット参戦を果たした。2017年はクスコレーシングからシトロエンDS3で全日本ラリー選手権JN-5クラスに再び挑む。

 

『WRC 6』最新スクリーンショット 

『WRC 6』プレイ画面 『WRC 6』プレイ画面 『WRC 6』スクリーンキャプチャ 『WRC 6』スクリーンキャプチャ 『WRC 6』スクリーンキャプチャ 『WRC 6』スクリーンキャプチャ

 

ゲーム『WRC 6』
 

 

プラットフォーム:PlayStation4(PS4 Pro対応)
ジャンル:レース
発売日:2017年3月23日(木)
価格:パッケージ/7,980円(税抜)ダウンロード/7,980円(税込)

 

  

WRC 6 FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP © 2017 published by Bigben Interactive S.A. and developed by Kylotonn Racing Games. All rights reserved. An official product of the FIA World Rally Championship, under licence of the WRC Promoter GmbH and the Fédération Internationale de l’Automobile. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game are trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. “WRC” and the WRC logo are registered trademarks of the Fédération Internationale de l’Automobile. All rights reserved. Licensed and published in Japan by Intergrow Inc. 

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ゲーム『WRC6』国内発売日
サブイベント WRC6
記事タイプ 速報ニュース