ライコネンにWRC復帰の噂再燃? トヨタ側もテスト実施に前向き

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ライコネンにWRC復帰の噂再燃? トヨタ側もテスト実施に前向き
執筆: David Evans
翻訳:: 田中健一
2018/06/27 23:31

トヨタWRCチームのトミ・マキネン代表は、キミ・ライコネンがヤリスWRCをテストことに前向きだという。

Kimi Raikkonen, Ferrari celebrates on the podium with the trophy
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Esapekka Lappi, Janne Ferm, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota Yaris WRC
Esapekka Lappi, Janne Ferm, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota Yaris WRC
Kimi Raikkonen and Kaj Lindstrom, Citroën DS3 WRC, ICE 1 Racing
Kimi Räikkönen, Kaj Lindström, Citroën DS3 WRC
Kimi Raikkonen and Kaj Lindstrom, Citroën DS3 WRC, ICE 1 Racing
Kimi Räikkönen, Kaj Lindström, Citroën C4 WRC

 今季F1デビューしたばかりにもかかわらず、非力なザウバーのマシンで印象的な活躍を続けるシャルル・ルクレール。そのルクレールは、来季フェラーリに加入するのではないかとの噂が根強い。

 もしルクレールがフェラーリ入りをするのであれば、キミ・ライコネンがシートを失うことになる。

 そのライコネンには、WRC(世界ラリー選手権)に復帰するのではないかとの噂が根強い。そしてmotorsport.comは、ライコネンがトヨタのWRCマシンをテストする可能性があるとの情報を得た。そしてトヨタWRCチームを率いるトミ・マキネン代表も、これに前向きだという。

「現時点では彼はテストしていない。しかし、その可能性はもちろんある」

 そうマキネンはmotorsport.comに対して語った。

「もし彼がドライブしたいと言うのなら、そうさせるだろう。それについて疑問はない」

 マキネンは2009年、フル参戦前のライコネンをWRCで走らせ、翌年からのフル参戦を前にチャンスを与えた。

「私は彼がどうやってドライブするかを知っている。彼はとてもうまくドライブする」

 そうマキネンは語るが、ライコネンは2010年と2011年にWRCフル参戦を果たしたものの、最高位は初年度のトルコで記録した5位だった。

 ライコネンは以前から、将来的に再びラリーに参戦したいとの意向を語っている。そして、新世代のラリーカーに乗ることについても、特に熱心であると考えられている。

 かつてライコネンがWRCに参戦した際のコ・ドライバーであり、現在はトヨタWRCでスポーティング・ディレクターを務めるカイ・リンドストロームは、2009年のWRC参戦がどのように実現したかを語った。

「みなさんは、キミが自分から語る前に、ドライブをしていたことを知っている」

 そうリンドストロームはmotorsport.comに対して語った。

「彼はまだ何も言っていない。彼は1戦もしくは数戦、ラリーをしたいと言うかもしれない。そして彼がクルマに乗るというのは、実に興味深い。しかし、まだ何も話していないよ」

 リンドストローム曰く、もしライコネンがトヨタでラリーに出たいと言うのなら、それが実現するのは”簡単だ”と言う。しかしその一方で、その手の話は慎重に進めていかなければならないと語る。

「トミは彼のことをよく知っている。そしてキミは私のことをよく知っている」

 リンドストロームはそう語った。

「しかし、この手の話は本当に慎重でなければならない。もし我々が何かを言えば、突然”キミはシーズン中にマシンに乗る”もしくは”チームに加入する”と書かれてしまう」

「こういったことは、ちょっとばかげている」

 5回王者になり、今季も6回目のチャンピオン獲得を目指すセバスチャン・オジェ(M-スポーツ)は、ライコネンがWRC復帰を果たすこととなれば、それはWRCにとっても良いことだと語った。

「もし彼が復帰したいのであれば、彼が良い仕事をするのは間違いないと思う」

 そうオジェはmotorsport.comに対して語った。

「それは彼が望んでいるかどうかの問題だ」

「しかしライコネンのような名前のドライバーが来るのは、このスポーツにとって悪いことではない。それは確かだ」

 しかしオジェはライコネンに対し、WRCのレベルは大きく上がっていると警告する。

「我々は数年前に彼がWRCに来た時のことを覚えている。当時、彼は苦労した。そして、しばらく離れていた後に戻ってくるのは、簡単ではない。特に今は、彼が以前参戦していた時と比べても、さらに高いレベルになっていると感じている」

 そうオジェは付け加えた。

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この記事について

シリーズ WRC
ドライバー キミ ライコネン , セバスチャン オジェ
チーム Toyota Gazoo Racing
執筆者 David Evans
記事タイプ 速報ニュース