アクシデントが続出する新生ラリージャパン、その要因は一体何なのか?
2022年のラリージャパンが愛知・岐阜両県を舞台に開催中。その2日目の走行が終わったが、ここまでアクシデントが続出するサバイバルな展開となっている。その要因は一体どこにあるのか?
2022年のWRC(世界ラリー選手権)第13戦ラリー・ジャパンは11月11日、林道ワイディングに舞台を移して本格的な競技がスタートした。しかし既報の通りアクシデントが続出するサバイバルラリーが展開されることになった。TOYOTA GAZOO Racingのセバスチャン・オジェが「キャンセルばかりで追い上げるチャンスを失ったよ」とうんざりした顔を見せるほど、ステージキャンセルが続出したのだ。
アイス&スノーでおなじみのラリー・モンテカルロもスリリングな1戦だが、愛知県・岐阜県のターマックに舞台にした新生ラリー・ジャパンは、結果的にモナコを凌駕するほどのサバイバルラリーになっていると言えよう。その理由のひとつは、全てのドライバーがコース未経験であり、ペースノートの作成に苦労している点にある。さらに路面に覆う“落ち葉”もまた、悩みの種になっているようだ。
またFIAのコントロールタイヤは、全日本ラリー選手権で使用されているタイヤよりもグリップが低く、タイヤのウォームアップにも時間が要することから、路面温度の低いファーストループでクラッシュが続出したのかもしれない。
デイ2をトップでフィニッシュしたのはトヨタのエルフィン・エバンスだったが、彼もまた紙一重のアタックだったに違いない。
このスリリングなサバイバルラリーは、デイ3以降も続いていくことになるだろう。
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