WRC、ラリー・ジャパン開催に向け日本の状況を注視「他のイベントに対して行なっているのと同じ」
今季の最終戦として予定されているラリー・ジャパンについてWRCは、主催者や地方自治体などと協力し、引き続き開催準備を進めていくと声明を発表した。
写真:: Toyota Racing
11月11〜14日にかけて愛知・岐阜で開催が予定されているラリー・ジャパン。このラリーがWRCの今シーズン最終戦となる。
しかし日本では新型コロナウイルスの感染が拡大しており、先日はF1日本GPと鈴鹿8耐の開催中止が発表された。またこれ以前には、MotoGP日本GPとWEC富士6時間レースも開催が断念されている。
このレース中止の波は日本だけにとどまらず、MotoGPのマレーシアGPやマカオF3も開催が中止されることになった。
これら事例を考えれば、WRCの関係者が日本に入国する際にも問題が発生する可能性がある。
日本は現在、基本的には外国人の入国を禁止している。そのため特例での入国許可を得なければならない。さらにそれが許されたとしても、入国の際には14日間の隔離期間を過ごさねばならない。
ただこの14日という隔離期間を確保することは十分に可能だろう。ラリー・ジャバンの前戦は、10月14〜17日に開催されたラリー・スペイン。つまり1ヵ月弱の間隔が空いているのだ。
WRCプロモーターは、開催に向けてラリー・ジャパンの主催者と緊密に協力しているようだ。
「我々はFORUM8ラリー・ジャパンの主催者や国、そして地方自治体と共に、イベントの安全で成功した開催を確実にするために、引き続き協力していく。これは、今の困難な時期に、WRCカレンダーの全てのイベントに対して行なっていることと同じだ」
WRCのシニア・イベントディレクターのサイモン・ラーキンは、そう声明を寄せた。
「WRCに関連する条件に基づき、我々は決定を下すことになる」
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