トヨタのオジェ、最終ステージでヒヤリ……それでもタナク下して今季3勝目!|WRCラリー・イタリア・サルディニア
WRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニアは、トヨタのセバスチャン・オジェが総合優勝を果たした。
Sébastien Ogier, Vincent Landais, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1
写真:: Toyota Racing
イタリアのサルディニア島で開催された世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・イタリア・サルディニアは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組が総合優勝を果たした。
グラベルラリーの今回は、SS2で3台がリタイアするという波乱の幕開けとなった。その3台はすべてM-スポーツ・フォードであり早々にまさかの全滅となってしまった。
またSS4まで総合トップに立っていたティエリー・ヌービル(ヒョンデ)はサスペンションにダメージを負ってデイリタイア。トヨタの勝田貴元もSS5で横転を喫し、リエゾンでマシンを停めて修復作業に追われた。
初日はオジェがトップ、ヒョンデのアドリアン・フルモー、オット・タナクがそれに続いた。
SS7~12が行なわれたデイ2は、オジェとタナクがステージ最速を3度ずつ記録する接戦となったが、フルモーはSS8でタイヤ内圧低下のトラブルが起きタイムロス。優勝戦線から脱落してしまった。
一方、他のトヨタ勢にはタイヤトラブルが続発。SS10では勝田、SS11ではエルフィン・エバンスとサミ・パヤリがタイムをロスした。またフルモーはSS11で横転も喫してしまい、デイリタイアとなった。
デイ2を終えた時点で、オジェがタナクに11.1秒差をつけて首位。3番手のカッレ・ロバンペラ(トヨタ)はオジェから55.5秒遅れ、4番手のエバンスはさらに3分以上後方と、まさにオジェとタナクの一騎打ち状態となった。
オジェはデイ3最初のSS13を最速で駆け抜けると、最終パワーステージのSS16までに17.2秒までタナクとのギャップを拡大した。
昨年のサルディニアでは最終ステージでパンクを喫し、タナクに逆転優勝を許したオジェは、比較的セーフティーにパワーステージを走っていたが、轍に舵を取られコーナーアウト側の木に激突。1年前の悪夢がよぎったが、すぐにバックし走行再開することができた。
タナクもチーム唯一の完走を目指して無理できない状態だったことも幸いし、オジェは7.9秒差で総合優勝を果たした。
パンクや横転などトラブルが多かったラリーだが、トヨタ勢は1台もデイリタイアすることなく3位にロバンペラ、4位エバンス、5位勝田、7位パヤリと全5台がしっかりラリーを完走した。
ドライバーズランキングでは、エバンスが首位をキープ。スポット参戦で2戦欠場していながらオジェは19ポイント差のランキング2番手。同3番手のロバンペラは、パワーステージを最速で駆け抜け、スーパーサンデーもトップとしてエバンスとの差を20ポイントに縮めている。
開幕からの連勝も6まで伸ばしたトヨタは結果として、ヒョンデに対するマニュファクチャラーズランキングのリードを、14ポイント広げて69ポイント差としている。
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