スーパーフォーミュラ
どうしてそうなった! WRC王者ロバンペラのスーパーフォーミュラ参戦決定の報に、坪井、ヤマケン、可夢偉も驚愕
WRC王者のカッレ・ロバンペラが2026年シーズンのスーパーフォーミュラに参戦することについて、参戦ドライバーからも驚きの声が聞かれた。それと同時に、彼らもロバンペラがどんな走りを見せるのか興味津々だ。
戎井健一郎 田中 健一
編集: 2025/10/10 11:18
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写真:: Red Bull Content Pool
スーパーフォーミュラに衝撃のニュースが飛び込んできた。トヨタで世界ラリー選手権(WRC)を2度制したカッレ・ロバンペラが、2026年からスーパーフォーミュラに参戦するというのだ。
これまでもセバスチャン・オジェやセバスチャン・ローブを筆頭に、ラリー界のトップドライバーがサーキットレースに転向するケースはあったが、WRCの現役ドライバーであるロバンペラが25歳にしてWRCを引退し、翌年から“F1の次に速い”と言われるスーパーフォーミュラに参戦するというのは大きなサプライズであり、前例のない挑戦と言える。
「どこからそうなったのか気になるくらいです(笑)。すごい話だと思います」
そう驚きを口にしたのは、トヨタドライバーのひとりで、昨年のスーパーフォーミュラ王者である坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)だ。
一方、スーパーフォーミュラ最年長39歳の小林可夢偉(Kids com Team KCMG)は、ロバンペラの参戦によって自身が引退することになるのではないかといつもの調子でおどける。
「来年、もしかしたらチームメイトになるかもしれないですけど、僕がクビになるかもしれないですね。引退会見が鈴鹿で行なわれるんじゃないか……そんな気もしています」
「彼が来る分誰がいなくなるんだろう……そう思った時には、僕の顔が一番に浮かんだんです。来年、もう40歳ですからね。ぶっちぎりで最年長ですから」
「ロバンペラがやってくるからSF引退って……思わぬ刺客って、まさにこういうことかなと思いました」
ロバンペラがスーパーフォーミュラに参戦するというだけでも驚きだが、今後周囲の興味は彼がどれほどのパフォーマンスを見せられるのかという点に移っていくだろう。KONDO RACINGの山下健太も、興味津々だ。
「やはりラリー界の天才と言われているので、フォーミュラでどれくらいの走りをするのか興味があります。あんまり速すぎて自分のシートがなくなっても困るんですけど(苦笑)」
「純粋にどんな走りをするのか皆興味があると思います。スピードセンスはすごいものがあると思いますし、楽しみにしています」
小林は、ロバンペラはたとえ時間がかかったとしてもパフォーマンスを発揮できるようになるはずだとの見解を示した。一方、坪井はやや心配している様子も見せた。ここはトヨタドライバーふたりで見解が分かれている印象だ。まず小林の弁。
「彼はラリーからやってきますけど、結局は速く走るとか、そういうのって頭次第なんですよね。彼はそこが優れているから世界チャンピオンになっている。最初はもしかしたら苦戦するかもしれませんけど、どこかで上位にくると思いますよ。コース上でのバトルも、ポルシェ・カレラカップとかをやっていますから、大丈夫だと思いますよ」
一方の坪井は、「すごく楽しみ」だと前置きした上で、心配な点を次のように挙げた。
「もちろん、話題になってスーパーフォーミュラが盛り上がってくれたらそれは嬉しいです。どんな走りをしてくれるのか……WRCのチャンピオンがいきなり(速く)走ったら『すげえな』と思うし、尋常じゃないと思います」
「すごく楽しみではあるものの、本当にいきなりスーパーフォーミュラで大丈夫なのかと思うところはあります(苦笑)。経験があったりとか、練習をたくさんしているのであれば全然問題ないと思いますが、四輪の経験があまりない中で初めてスーパーフォーミュラに乗るとなると、本当に大丈夫なのかなと思うところはあります」
「ただ、その辺りは色々なところを総合して決まったことだと思いますし、僕から何か言う必要はないと思います。素直にテストで走りを見るのが楽しみですね!」
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