オット・タナク、WRCの最終戦モンツァを”個人的な問題”により欠場。スニネンが代役に
ヒュンダイのオット・タナクは、個人的な家庭の事情があるため、WRC最終戦モンツァを欠場するという苦渋の決断を下した。
写真:: Hyundai
ヒュンダイからWRC(世界ラリー選手権)に参戦しているオット・タナクは、11月18日から21日に開催されるシーズン最終戦モンツァを欠場するという、”厳しい決断”をしなければならなかったと、11月2日にソーシャルメディアで発表した。
タナクは現在ランキング5番手。1勝の他、3回のトップ3フィニッシュを果たしているが、マシントラブルにも苦しみ、すでにチャンピオン争いからは脱落している。
ヒュンダイはまだマニュファクチャラーズタイトルを獲得する可能性を残しているが、トヨタが47ポイント差で先行しているため、逆転へのハードルは非常に高い。その上タナクが欠場するというのは、大きな痛手と言えるだろう。
「こんなことを言うのは心苦しいけど、残念ながら個人的な、家庭の事情でラリー・モンツァ2021に参加することができない。これは難しい決断だが、必要なことだ」
そうタナクはソーシャルメディアに投稿した。
「チャンピオンシップの最終ラウンドに向けて、チームの幸運を祈っている。まだ戦うべきことがたくさん残っている」
ヒュンダイの声明によると、タナクの代役はテーム・スニネンが務めるという。スニネンはM-スポーツ・フォードから参戦していたが、8月にチーム離脱。ラリー・スペインでは、ヒュンダイからWRC2に参戦。モンツァでも同様にWRC2を戦う予定だった。
ヒュンダイ・モータースポーツは、次のように声明を発表している。
「ラリー・モンツァのクルーラインナップを直前になって変更することになった。残念ながら、オット・タナク(とコドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤ)は個人的な家族の問題で欠場することになった」
「一方で、テーム・スニネンとミッコ・マルックラをWRCチームに歓迎する。フィンランド人コンビはオットとマルティンに代わって、イタリアでのシーズン最終戦でヒュンダイi20クーペWRCをドライブする」
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