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トヨタWRC、ブリーンの死を受け他チームと連帯。マニュファクチャラーズ選手権対象を2台に減らす

トヨタはWRCラリー・クロアチアにおいて、亡くなったクレイグ・ブリーンへのリスペクトと他チームとの連帯を示すため、マニュファクチャラーズポイント対象のマシンを2台のみに変更した。

Kalle Rovanperä, Jonne Halttunen, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

写真:: Toyota Racing

 テスト中の事故でヒョンデのクレイグ・ブリーンが亡くなったことを受けて、トヨタはWRC第4戦ラリー・クロアチアで他チームと足並みを揃え、マニュファクチャラーズポイント対象のマシンを2台のみに変更した。

 WRCのレギュレーションでは、マニュファクチャラーズタイトルを争うチームはポイント対象のマシンを3台まで登録することができ、そのうちリザルトの良い2台にポイントが与えられることになっている。

 だがヒョンデの3台目のドライバーとしてラリー・クロアチアを戦う予定だったブリーンがテスト中に事故死。ヒョンデはブリーンの遺族やコ・ドライバーのジェームス・フルトン、他チームと慎重に話し合い、ラリー・クロアチアには2台のみ出場することを決定した。

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 ヒョンデはフルタイムでドライブしているティエリー・ヌービルとエサペッカ・ラッピが、Mスポーツ・フォードはオット・タナクとピエール-ルイ・ルーベがラリー・クロアチアに出場することになっている。

 ブリーンの悲劇を受けて、トヨタは昨年のWRC王者であるカッレ・ロバンペラと、今季はスポット参戦ながら2勝しているセバスチャン・オジェの2台をマニュファクチャラーズポイント対象にすることで、公平性を保つことを決定した。

 この変更により、エルフィン・エバンスがマニュファクチャラーズポイント対象外となった形だ。オジェと3台目のヤリスWRCをシェアしている勝田貴元は、オジェが出場するラウンドは元々対象外の4台目のマシンをドライブする予定となっている。

 トヨタはSNSで「連帯の印として、このラリーでマニュファクチャラーズポイントの対象となるクルーはふたつだけとすることに合意した」と表明した。

「我々の指名クルーは#17と#69(オジェとロバンペラ)で、#33と#18(エバンスと勝田)は通常通りドライバーズポイントの対象となる」

 この決定に先立ち、トヨタのチーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラは次のように語っている。

「クレイグ・ブリーンの突然の死は、他のWRCファミリーと同様、我々も本当に悲しんでいる」

「彼はトップドライバーであると同時に真のラリー愛好者であり、古いラリーカーやこのスポーツの歴史に対する情熱を分かち合っていた」

「次のラリーに向けて、我々はクレイグの家族、友人、そしてサービスパーク内の彼の同僚に想いを馳せている」

 ラリー・クロアチアでは、ブリーンに敬意を表して全車に彼を讚える特別なステッカーが貼られる他、ヒョンデは彼の出身であるアイルランドの特別カラーリングを施した車両を走らせる予定だ。

 
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