WRC開幕戦:オジェ首位を堅持。トヨタの2人が表彰台圏内で最終日へ

オジェはWRCラリー・モンテカルロ3日目も首位を維持。2-3番手にトヨタのタナクとラトバラがつけている。

 Mスポーツのセバスチャン・オジェは、WRCラリー・モンテカルロ3日目も首位を維持。2番手のトヨタのオット・タナクはオジェから約30秒差をつけられている状況だ。

 3日目の朝をオジェから14.9秒差でスタートしたタナクだが、午前の第1ステージ(SS9)で出鼻を挫かれ、オジェに1分以上離された。その後のSS10でタナクはダンパーの問題を抱えてしまうもトップタイムを記録。1回目のサービスでダンパーの問題を解決した後、勢いを取り戻したタナクはSS11でトップタイム、SS12で2番手タイムを記録してオジェとの差を48.1秒に縮めることができた。

 2回目のサービス後に行われた2ステージもタナクは好ペースを発揮して、オジェとのタイム差を33.5秒に縮めて3日目を終えた。

 最後の2ステージ(SS12~SS13)について、オジェはタナクよりもタイヤ選択が悪かったと示唆しているが、最終日に向けタナクに対し"30秒差を維持しながらペース配分をする戦略"があったことを明かしている。

 オジェとタナクによる優勝争いが繰り広げられる中、3日目の朝の段階で3番手だったトヨタのエサペッカ・ラッピがSS11走行中にパンクに見舞われタイヤ交換を強いられたことにより5番手まで後退。これによりラッピの同僚のヤリ-マティ・ラトバラが3番手に浮上した。

 迅速なタイヤ交換を行うもラトバラから約3分の差をつけられてしまったラッピだが、4番手のクリス・ミーク(シトロエン)がSS12でタイヤをロックさせ、さらにスノーバンクに接触したことによりタイム差が約6秒に縮まった。そしてSS13で好タイムを記録したラッピは、ミークから4番手を奪い返した。

 しかしラッピとミークのタイム差は1.6秒であり、最終日は4ステージ残されている状況であるため、4位争いが最後のパワーステージまでもつれ込む可能性が大いにある。

 ラッピやミークから約20秒差をつけられ、6番手にはMスポーツのエルフィン・エバンスが位置している。

 ヒュンダイのティエリー・ヌービルは、3日目の難関となったSS11をうまくクリアしたことでMスポーツからスポット参戦者しているブライアン・ブフィエを上回り、7番手に位置している。

 9番手はシトロエンのクレイグ・ブリーンだが、走行順の関係で上位ドライバーのための"雪かき係"を担わされ(土曜日・日曜日はランキングの逆順から走行が開始される)、タイムを伸ばせずにいる。

 10番手はWRC2クラスのヤン・コペッキー(シュコダ)がつけている状況だ。

2018年WRCモンテカルロ3日目時点での総合順位 

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・モンテカルロ
ドライバー ヤリ-マティ ラトバラ , オット タナク , セバスチャン オジェ
チーム M-スポーツ
記事タイプ レグ・レポート