【WRC】オジェ「ヌービルのストップによって複雑な心境になった」
執筆: David Evans
オジェは、ラリー・ドイチェランドでタイトル争いのライバルであるヌービルがストップした時の心情を明かした。







セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)とティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)は、ドイツ戦前に同ポイントでランキングトップにつけていた。
しかし、ヌービルはドイツ2日目のオープニングステージ走行中にインカットしたことで、サスペンションのトラブルを抱え、リタイアを余儀なくされた。3日目よりイベントに復帰したものの、最終日のパワーステージでもポイントを獲得できずにイベントを終えた。
一方のオジェは3位でイベントを終えた。さらにパワーステージで4位につけたため、計19ポイントを獲得することができた。
「もちろん、チャンピオンシップのトップを奪い返すことができたのは良いことだ。でも僕とってこのラリーは物足りないものだった」とオジェ。
「ティエリーがストップしたのを知った時、複雑で奇妙な心情になった」
2017年WRCも残すはスペインとイギリス、オーストラリアの3ステージとなった。
昨年フォルクスワーゲンがWRC参戦から撤退した後、Mスポーツに移籍したオジェは、現時点でMスポーツがヒュンダイに対し64ポイント差をつけて、マニファクチャラーズランキングでリードしていることは驚くべき出来事だと語った。
それでもオジェは、フォードがWRC参戦に復帰し、Mスポーツとともにワークスチームとして参戦することを望んでいる。
「何度も言っているが、フォードが参戦復帰さえすれば僕はチームに残るだろう」
「新しいクルマに順応するためには時間がかかるため、僕にとってクルマを変更することは容易なことじゃないんだ」
「今季の成果を踏まえた上で、さらにフォードの支援が必要だ。今のクルマには変更したい箇所がいくつかある。そのような支援があれば来シーズンは必ずもっと強くなれる。今僕が願うのはそれだ」
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この記事について
シリーズ | WRC |
イベント | ラリー・ドイツ |
ドライバー | セバスチャン オジェ , ティエリー ヌービル |
チーム | ヒュンダイ・モータースポーツ , M-スポーツ |
執筆者 | David Evans |
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