【WRC】オジェ、メキシコ失格の可能性が浮上。現在FIAが調査中

現在オジェのフィエスタWRCは、ラリー・メキシコでギヤボックスの重量制限に違反した疑いが浮上。FIAが再調査を行うことになった。

 先週行われたWRC第3戦ラリー・メキシコで2位に入賞したセバスチャン・オジェのフィエスタWRCに、ギヤボックスの重量制限違反の疑いが生じている。この疑惑は、ラリー・メキシコのイベント後の車検にて発覚した。

 motorsport.comは、フィエスタWRCのギヤボックスが規定の重量を満たしていない可能性があるという情報を掴んだ。すでにラリー・メキシコの最終結果は発表されているが、FIAから以下のような脚注が付け足されている。

「1号車(オジェのフィエスタWRC)のギヤボックスは、FIAにより再調査が行われる」

 この疑惑について、Mスポーツの関係者はコメントを避けた。

 FIAは、フィエスタWRCのギヤボックスがまだ未開封であり、Mスポーツのファクトリーからジュネーブに搬送されることをmotorsport.comに明らかにしている。そこで、FIAのテクニカルであるジェローム・トケが再調査した後、調査の結果をラリー・メキシコのスチュワードに報告する模様だ。

 最終的な結果は、フランスのコルシカ島で行われるWRC第4戦ツール・ド・コルスの前に発表される予定だ。

 今回の件について、ある情報筋はmotorsport.comに対し、次のように明かしている。

「ジェロームは公差を見るだろう。そのため、他のギヤボックスも確認する可能性がある」

「この疑惑を解明するのにイベント中では十分な時間が取れなかったか、もしくは、疑惑を強く否定するチームの抵抗があった可能性もある。その抵抗によってさらに疑惑は深まり、更なる調査に踏み切ることにしたのだろう」

「マシンの規定違反が発覚した場合のペナルティは、タイムペナルティから失格まで様々だ」

 重量不足によるペナルティはいくつかの例がある。

 以前フォードは、フォーカスWRCのカーウインドウの厚さが規定よりも0.5mm薄かったため、5分間のタイム加算ペナルティを受けた。

 また2002年のラリー・アルゼンチンでは、リチャード・バーンズがドライブしていたプジョー206・WRCのフライホイールの重量が20g少なかったため、彼は失格となっている。

 今回の件がペナルティの対象になれば、バーンズにようにオジェは失格とみなされ、ラリー・メキシコでの8ポイントを失う可能性がある。その場合、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)がランキング1位、オット・タナク(Mスポーツ)が2位へそれぞれ浮上し、オジェは3位に降格することになる。

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・メキシコ
ドライバー セバスチャン オジェ
チーム M-スポーツ
記事タイプ 速報ニュース