【WRC】シトロエンとのテストに好感触のローブ、次の機会にも好意的

今月上旬にシトロエンC3をテストしたセバスチャン・ローブは、再びテストの機会を設けることに好意的だ。

 9度WRCチャンピオンに輝いたセバスチャン・ローブは、今月上旬にフランス・アルゼス地域でウエットコンディションのターマックをシトロエン・C3でテストした。関係者によると”ステージモード”で200マイル(約320km)ほど走行を行なったという。

 チーム代表であるイブ・マットンは、再び機会を設け、次回はローブとグラベルテストをすることを望んでいる。彼に再びテストすることに興味があるかどうか訊くと次のように答えた。

「小分けに数キロ走行するテストが最高に面白いというわけではないが、発見できたこともあり、数年ぶりにシトロエンのクルマをドライブできたのは良かった」

「まるでこれまでも時々ドライブしていたかのような感覚だった。何年もテストしていないとは思えなかった。なぜだろうね」

 さらにローブはWRCフル参戦を終了してから5年後、再びWRカーのスピードを体験することができたことに喜びを感じているようだった。

「僕が現役だった頃から何も変わっていなかった。まだ僕は速く走れると感じたんだ」

「でも僕のモチベーションは、C3のポテンシャルを引き出すことにあった。それにウエットコンディションでのコーナーのスピードに対し、そこまで期待していなかった」

 シトロエンのチーム代表であるイブ・マットンは、ローブが10年間で9度優勝したラリー・ドイツに先立ってC3のテストを行えたことに対し喜んだ。さらにこのテストの重要性を強調した。

「ラリー・ドイツに向けた準備として、シトロエン・レーシングにおける歴史の中で最も強烈だといえるテストセッションを行い、クルマをセットアップすることができた」

「6日間でドライバー達はイベントを想定した3タイプの路面コンディションを試すことができた。彼らはその仕事に満足していた。それとは別に丸1日セバスチャン・ローブと仕事した」

「午前中に大雨が降ったことが想定外だったが、むしろそのようなコンディションの貴重なデータを収集することができた」

「セブ(ローブの愛称)から伝えられた印象は、クリス(ミーク)、クレイグ(ブリーン)、アンドレアス(ミケルセン)のものと一致し、チームでテクニカルなフィードバックを吟味することができた」

"ローブが復帰するとは思えない"

 ローブがシトロエンC3をテストしたことにより、その界隈では彼がWRC参戦に復帰するのではないかという噂されているが、以前彼のライバルであったマーカス・グロンホルムはそれを否定している。

「もし彼が復帰参戦するのであれば本当に驚くべき出来事だ。私は彼が復帰するとは思わない。今も激しい競争をしているカテゴリーだ。彼は勝利することを望んでいるが、それが簡単にできるとは思わない。だから私は彼が復帰するとは思わないよ」

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この記事について
シリーズ WRC
ドライバー セバスチャン ローブ
チーム シトロエン・ワールドラリー・チーム
記事タイプ 速報ニュース