【WRC】トヨタのハンニネン「ドイツは数年ぶり。良い1日になった」

WRC第10戦ラリー・ドイチェランド2日目が行われ、トヨタのユホ・ハンニネンは暫定6番手につけた。

  WRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリー・ドイチェランド2日目が行われ、トヨタのユホ・ハンニネンは暫定6番手につけた。

 予報通り終日雨模様となったドイツ2日目。滑りやすいターマックに多くのドライバーが苦戦し、度々コースアウトする姿が見受けられた。

  SS4まで5番手につけていたトヨタのヤリ-マティ・ラトバラだが、SS5で点火系のトラブルを抱えて失速。さらに、若手ドライバーのエサペッカ・ラッピは午後の走行中にコースアウトしたことでマシンが損傷を受け、ストップした。3日目で復帰するために、ラッピのマシンはサービスで修復作業が行われている。

  堅実な走りに努めたユホ・ハンニネンだけが、トヨタ陣営の中で唯一トラブルなく2日目を終えることができた。ハンニネンは総合6番手、午後に調子を取り戻したラトバラは総合8番手につけている。

 2日目走行後、各ドライバーは次のようにコメントを寄せた。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

「今朝のステージは乾いた部分と湿った部分が混ざり、タイヤのグリップレベルが常に変化する難しい路面でした。しかしクルマのフィーリングはとても良く安定した走りをできていたので、サービスでセッティングを微調整すればさらに走りが良くなるはずだと期待していました。しかし、SS5を前に点火系にトラブルが起こってしまいました。サービスで問題は解決されましたが、強い雨によりコース上が水で覆われ、泥が広がった結果、午後は良いフィーリングが失われてしまいました。少しでも順位を上げるためにも明日は重要な一日となります」

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

「良い1日になりました。午前中雨はそれほど強くなかったのですが、それでも道はかなり滑りやすく、あるコーナーでコースを外れてブドウ畑の中に突っ込み、クルマのフロント部にダメージを受けてしまいました。その後も走り続けることができたのはラッキーだったといえます。午後は雨が強くなったのでやや慎重に走りすぎたと思いますが、少し順位を上げることができました。このラリーに出るのは数年ぶりで、ステージを良く知らないため、今以上に攻めた走りをするのは難しいと思います。ミスをしやすいとても難しいコースですが、クルマに関しては本当に満足しています」

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

「左、右と曲がるコーナーで、イン側だけでなくコース上にも多くの泥がありました。コーナーへの進入スピードが高すぎたためにクルマがスライドし、コーナー出口の壁に当たってサスペンションにダメージを負ってしまいました。そのため、今日は競技続行を諦めなくてはなりませんでした。それまではとても上手く走れていたので残念です。このような天候でのタイヤ選択は簡単ではありませんでしたが、それでも良いタイムを記録することができました。明日はきっと再出走できると思うので、可能な限り長い距離を走り、経験値を高めたいと思います」

※文中コメントはTOYOTA GAZOO Racing NEWSより抜粋。

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シリーズ WRC
記事タイプ 速報ニュース