【WRC】トヨタ、復帰初戦の目標は「完走してマイレージ稼ぐこと」

開幕戦を前に、チーム代表のトミ・マキネンは、完走と開発のために走行距離を稼ぐことが目標だと語った。

 18年ぶりにWRCに復帰するトヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラとユホ・ハンニネンを擁して、開幕戦のモンテカルロを迎える。

 4度のWRCチャンピオンであるチーム代表のトミ・マキネンは、開幕戦はシーズンを代表するようなラリーにはならないが、チームは経験を積むことに集中すると話した。

「我々の目標は、このレースでマイレージ(走行距離)を稼ぐことだ。もし2台とも完走して、トップと同じくらいのタイムでフィニッシュできれば嬉しい」

「常に継続して自分たちの開発を続けるためにも、これは素晴らしい方法だ」

「リラックスしてモンテカルロに向かい、オープンな姿勢でいることが最も大切なことだ」

「その場の状況に大きく左右されるが、一瞬にして全てが変わることもある。現時点で我々のパフォーマンスを判断するのは難しい。モンテカルロは他のラリーとは全く異なるものだから、そこで答えが出るとは限らない」

「モンテカルロでの私の経験をドライバーたちに伝えることはできる。しかし最終的には、すべては彼らの肩とマシンにかかっている」

ラトバラ「まずは完走。今後は表彰台も視野に」

 フォルクスワーゲンのWRC撤退に伴いトヨタに加入したラトバラは、参戦初年度の今年は、マシンのスピードを改善することに取り組むと強調した。

「マシンのフィーリングはとても力強い。しかしパフォーマンスの点では、新しいマシンに乗った人が普段言うように、力強いとは言えない部分がある」

「とにかく、今年は開発の年だ。モンテカルロに関しては、ぜひとも完走したい。そしてシーズン中盤に向けて、ポディウム獲得を考えたい」

「2ヵ月前は、自分がトヨタからラリー・モンテカルロに出場するなんて思ってもみなかった。本当に興奮している」

「テストはトータルで12日間行った。4日間が雪上、1日がグラベル、残りの7日間はアスファルトでの走行だった。十分な量のテストをこなせたし、とても有益なステップを踏むことができた」

 またラトバラは、こう話した。

「モンテカルロは予測のできないラリーだから、たくさんの目標を掲げるのは良いアイデアじゃない。2015年は特別な戦略がなかったけど2位でフィニッシュした。でも2016年は、表彰台を狙っていたのに結局はミスをしてしまったんだ!」

「すべてのドライバーにとって、モンテカルロでは、理由のわからない出来事やタイヤ選択のせいで、ラリー中に大きなストレスを抱えることになる。でも日曜日に、宮殿の前でフィニッシュした時には、これまで感じたことのないようなベストな感情を抱くんだ」

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・モンテカルロ
ドライバー ヤリ-マティ ラトバラ , Tommi Makinen
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース