【WRC】ポルトガル2日目:トヨタ7-8番手。ラトバラは横転で13番手

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【WRC】ポルトガル2日目:トヨタ7-8番手。ラトバラは横転で13番手
執筆: Matt Beer
2017/05/20 2:11

WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・ポルトガルの2日目が行われ、首位は、Mスポーツのオット・タナクだった。

Jari-Matti Latvala, Miikka Anttila, Toyota Yaris WRC, Toyota Racing
Kris Meeke, Citroën World Rally Team, Esapekka Lappi, Toyota Racing
Thierry Neuville, Nicolas Gilsoul, Hyundai i20 WRC, Hyundai Motorsport
Thierry Neuville, Nicolas Gilsoul, Hyundai i20 WRC, Hyundai Motorsport
Sébastien Ogier, Julien Ingrassia, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Ott Tänak, Martin Järveoja, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Elfyn Evans, Daniel Barritt, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Ott Tänak, Martin Järveoja, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Elfyn Evans, Daniel Barritt, Ford Fiesta WRC, M-Sport

 5月19日(金)に、WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・ポルトガルの2日目が行われた。首位は、Mスポーツのオット・タナクで、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは13番手となった。

 ポルトガル2日目は現地時間10時9分から計8本のSSが行われた。

 午前(SS2~4)のセッションは、ラトバラが首位となった。ラトバラはSS4での彼のドライブとペースノートにやや不満があったようだが、SS4時点で総合2番手のクリス・ミーク(シトロエン)に0.5秒差つけた。

 今季レギュレーションが変更されたことで、2日目の走行のみグリッド順での走行となり、3-4日目の走行は逆グリッド順で行われる。

 今回走行順が早かったドライバー達は、ポルトガル特有の柔らかく、滑らかなグラベルコンディションに悩まされることとなった。他にもマシントラブルを喫したことが理由で、トップとの差が開いた。

 ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)はSS3でエンジントラブルに見舞われ、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)は、ポルトガルの特性にマシンのセットアップが合っておらず苦戦した。

 また現在2連勝中のティエリー・ヌービルも、同じくポルトガルの道が自身のドライビングスタイルに合っていないと感じたという。

 午後のセッション(SS5~9)でも、トラブルは続出した。

 午前の段階でトップだったラトバラは、SS7のスタートから第2コーナー目までにマシンに異変を感じ、その直後、バンクにマシンを引っ掛けて横転を喫した。マシンはダメージを負いながらも、”ロードモード”で走行を続け、最終的に5分近くタイムロスして、総合13番手となった。

 この結果、タナク首位に立つことになった。SS6で僅かにダメージを受けたタナクだが、それ以降のSSもリードし続けた。

 ミークはSS7でパンクを喫し、パッドンはサービスの後も午前中と同じトラブルを抱え続けることとなった。

 総合2番手はダニ・ソルドでタナクから4.6秒落ちのタイムであり、その後にオジェが続いている。総合4番手はシトロエンのクレイグ・ブリーン、総合5番手はMスポーツのエルフィン・エバンスだった。

 午前中、ドライビングスタイルに不満があったヌービルは、総合6番手まで順位を上げている。

 トヨタのユホ・ハンニネンとエサペッカ・ラッピは、総合7-8番手となっている。ラッピは、後半でインタークーラーに穴が開いてしまったのが原因でパワーダウンしてしまい、タイムロスをしてしまったという。

 2日目の後、トヨタのドライバー達は次のようにコメントした。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車) 

「コースは予想していたよりもかなり荒れていましたが、それでも思い切り攻めることできました。そして、自分がラリーをリードしたことに驚きました。今日、最後のグラベルステージはかなり荒れており、クルマが滑っているような奇妙なフィーリングでした。スライドを止められなかった結果コース脇のバンクに当たり、2輪が浮いた状態となって転倒してしまいました。タイムをかなり失い、クルマにもダメージを受けましたが、何とかサービスパークに戻ることができました。今日はヤリスWRCが優勝を競えるクルマであることを見せられたので、気持ちを切り替えて、明日以降はポイントを獲得するために戦います」

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車) 

「他の選手と比べると、大きなトラブルもなく概ね良い1日でした。朝は少し慎重に行き過ぎたと思いますが、それでも多くの場合において、慎重さを欠くよりは良い結果を得られるものです。午後は荒れた路面に対応するためにクルマのセッティングを少し変えましたが、それでもかなり大変でした。クルマに少しダメージを負いフロントフェンダーを失ってしまいましたが、あまり大きな影響はなかったと思います。今日はヤリスWRCの速さと強さが証明されたので、明日のステージが楽しみです」

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車) 

「午後のSSではインタークーラーに穴が開いてしまい、パワーダウンでタイムをかなり失いましたが、全体的には良い1日となり満足しています。とにかくリスクを冒さないように心がけ、自分のペースを保ち続けました。コースは予想よりも軟らかく、滑りやすかったですが、自信を持つことができました。低速コーナーに関しては、自分でもうまく走れたと思います。高速コーナーについてはもっと速く走れたはずですが、今の時点ではまだ完全には自信を持っていないので攻めきれませんでした」

 ラリー・ポルトガル3日目は、総距離154.56kmとなる計6本のSSを行う予定である。

 ※コメントはTOYOTA GAZOO Racing NEWSより抜粋。

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