【WRC】ポルトガル3日目:オジェ首位に躍り出る。トヨタは7&9番手

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【WRC】ポルトガル3日目:オジェ首位に躍り出る。トヨタは7&9番手
執筆: Jack Cozens
2017/05/21 2:36

WRC第6戦ラリー・ポルトガルの3日目が行われ、首位はMスポーツのセバスチャン・オジェ、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは総合9番手だった。

Ott Tänak, Martin Järveoja, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Sébastien Ogier, Julien Ingrassia, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Sébastien Ogier, Julien Ingrassia, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Sébastien Ogier, Julien Ingrassia, Ford Fiesta WRC, M-Sport
Eric Camilli, Benjamin Veillas, Ford Fiesta R5, M-Sport
Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
Dani Sordo, Marc Marti, Hyundai i20 WRC, Hyundai Motorsport
Stéphane Lefebvre, Gabin Moreau, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team

 5月20日(土)に、WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・ポルトガルの3日目が行われた。3日目終了時点での首位は、Mスポーツのセバスチャン・オジェで、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは総合9番手となった。

 イベント3日目は、SS総距離154.56kmとなる計6本のSS(SS10~15)が行われた。

 まず午前のセッション(SS10~12)で、昨日3番手だったMスポーツのセバスチャン・オジェがチームメイトのオット・タナクの総計タイムを上回り首位となった。タナクはSS12の第2スプリットまで最速タイムを記録していたが、第3スプリットでバンクにヒットし、左リヤサスペンションを損傷させた。

 金曜日には路面コンディションに悩まされていたティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)は挽回して3日目午前段階での総合2番手につけている。

 前日まで2番手だったヒュンダイのダニ・ソルドは、オジェとヌービルに先行されて、総合3番手に落ちた。

 トヨタ陣営は、堅実な走りを魅せたユホ・ハンニネンがトップから1分39秒差で総合6番手、WRCクラス初参戦のエサペッカ・ラッピは総合8番手、昨日トラブルに見舞われたヤリ-マティ・ラトバラは総合10番手につけている。

 午後のセッション(SS13~15)では、首位オジェがさらにリードを広げるという展開だった。

 オジェに続くのはヌービルであり、SS13ではヌービルに1秒差で軍配が上がったが、その後のSS14とSS15でオジェはヌービルを引き離して16秒の差をつけた。

 総合3番手はソルドで、トップのふたりからは30秒以上引き離され、また総合4番手のタナクからも30秒のアドバンテージを築いているというひとり旅状態にある。

 SS12のクラッシュの後、一時は総合5番手に落ちたタナクだが、昼のサービス中にマシンをリペアし、午後でポジションをひとつ上げることができた。そのタナクに順位を譲ったのは、現在総合5番手のクレイグ・ブリーンだった。

 トヨタ陣営は、ハンニネンが午前から順位を落とし総合7番手、ラトバラは総合9番手、ラッピはSS15でウォールにマシンをヒットさせたため5分以上のタイムロスを被り、入賞圏内から零れ落ちてしまった。

 3日目終了後、トヨタのドライバー達は次のように語った。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車) 

「今日は胃がとても痛み、何も食べ物を受け付けないぐらい酷い体調で1日をスタートしました。しかし、幸いにして、体調はだんだんと良くなっていきました。クルマは、小さなトラブルこそありましたが、走りは大きく進化したと思います。特に、ステージを2回目に走行する際のサスペンションのセッティングは、昨日よりもかなり良くなり、正しい方向に向かっていると思いました。今日のコースは昨日よりも硬く、ルーズグラベルによる影響は大きくなりましたが、午後の2回目の走行時でも道はそれほど荒れていませんでした。ここまでのところ、我々はこのラリーから多くのことを吸収しています」

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車) 

「最終ステージでは、前を走るエサペッカのクルマのダストが見えたその直後に、彼は迅速に道を譲ってくれました。彼らクルーと、それを指示したチームの采配に心から感謝します。午後のSS14ではなぜかクルマが止まってしまい1分程度を失い、タイムをロスしました。しかし、今晩チームが問題を解決してくれると信じています。コースは全体的に昨日よりも良いコンディションだったと思いますが、私は今日のステージの経験がないため、着実な走りに徹しました。タイヤのグリップは1日を通して変わりやすく一定ではないと感じましたが、特に大きな問題はありませんでした。明日も冷静さを失わずに走り、良い順位でフィニッシュできることを願っています」

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車) 

「最後のSSの、アスファルトの上にルーズグラベルが乗ったセクションでミスを冒しクルマのリヤをコース脇の壁にぶつけてしまいました。その結果右のリヤにダメージを受け、ブレーキディスクも失ってしまいましたが、サービスパークまで戻れたのは幸運でした。また、今日の午前中の2本目のSSでは私のミスで走行中にエンジンが止まり、再スタートするまでに1分程かかってしまいました。このように今日はいくつか失敗を冒し、またタイヤ選択に関しても見誤った部分はありますが、これも成長の過程の一部であると思っています。また、今日は昨日よりも路面が滑りやすく、そのためブレーキのタイミングが少し早すぎたと感じることが多かった1日でした」

 イベント最終日は、SS総距離42.93kmの計4本のSSを走行予定にある。最終ステージであるSS19「ファフェ」では、パワーステージが設定されている。

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シリーズ WRC
イベント ラリー・ポルトガル
ドライバー セバスチャン オジェ
執筆者 Jack Cozens
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