【WRC】マキネン「トヨタには今季で優勝するチャンスがある」

トヨタのチーム代表であるトミ・マキネンは、WRC復帰後の初戦で2位を獲得することができたトヨタ陣営を賞賛した。

 トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは、先週末に開催された2017年WRC開幕戦を総合2位で終えた。また同僚であるユホ・ハンニネンは、デイ2でクラッシュするまでは3番手につけていた。

 トヨタが本格的にヤリスWRCを手がけてから約9ヶ月。新生のトヨタ陣営とそのチーム代表のトミ・マキネンは、今回の結果に驚かされていた。

 マキネンは「今季これからのイベントで、優勝するチャンスがあると確信することができた」とイベント後、Autosportに語った。

「今回は信じられないほどの結果だった。チームの働きとメンバー全員にとても満足している。我々は共に懸命に働いたし、今後さらに分析データが収集されるため、すべてのラリーが終えた頃には、さらに強いチームになっているだろう」

「膨大な量のタスクをこなす間、我々はどのクルマとも比べることができなかった。我々は全てをゼロからスタートしなければならなかったのだ」

 トヨタのテストプログラムはフィンランドだけでなく、スペインやポルトガルでも行われ、ヤリスは全12,000マイル(19,312km)もの距離を走行し、経験値を稼いだ。その間はクルマだけでなく、サービスとその人員も当然同行した。

 フィンランドにあるチームの本拠地付近のテスト場には、来月開催される次戦ラリー・スウェーデンを想定できるだけの十分な積雪量があるが、それでもマキネンは慎重な意見を持っている。

「勝つのにはまだ早すぎるかもしれない。しかし、面白い戦いができそうだ」

「ヤリ-マティは、雪の中で1週間ほどテストを行なっている。そこで彼はこのコンディションの中でのマシンの挙動にとても満足したようだ」

 フォルクスワーゲンがWRC撤退発表した後、ラトバラがトヨタに移籍したのは昨年のクリスマス前のことだった。

「フォルクスワーゲンの撤退が決定し来季のシートを検討していた時は、自分の将来を不安視していた。僕はもうファクトリーチームでドライブできないのかもしれないと思っていたんだ。でも今はトヨタにいることができて、モンテカルロで2位を獲得した。本当に信じられないよ」とラトバラは語った。

「モンテカルロを迎えるまでは、ほとんどテストすることができなかった。特にモンテカルロのようなコンディションのラリーはほぼ初めてだったから、イベント中に学んだよ」

「僕たちは良いマシン、そして良いチーム、そして大きな可能性を持っている」

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・モンテカルロ
ドライバー ヤリ-マティ ラトバラ
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース