【WRC】ミケルセン、ミーク欠場に心を痛めるもマシンの"微調整"に自信

ミケルセンは、ミークの欠場に対し心を痛める一方、自分がシトロエンC3WRCで作業を進めることで、チーム全体の利益になると期待しているようだ。

 アンドレアス・ミケルセンは、シトロエンのレギュラードライバーであるクリス・ミークの代わりとして、今週末に行われるラリー・ポーランドに参戦する予定である。

 前戦ラリー・イタリアでは、ミークがクラッシュしてリタイアする中、初めてシトロエンからスポット参戦したミケルセンは8位という成績を収めている。今回ミケルセンは、チームメイトであるクレイグ・ブリーンとステファン・ルフェーブルと共にポーランド・ミコワイキで行われた4日間のテストに参加した。

 ミケルセンは、ミークの欠場に対し心を痛める一方、自分がシトロエンC3WRCで作業を進めることで、チーム全体の利益になると期待しているようだ。motorsport.comに対し、ミケルセンは次のように語る。

「クリスがポーランドに参戦できないことがとても残念だ」

「僕が彼の代理となっているということも、ある意味、悲しいことだ」

「でも、クリスと僕は力を合わせて強いチームを作り上げていると確信している。彼はチーム知っているし、僕は2017年のVWポロをドライブした経験がある。僕たちは共にマニファクチャラーズタイトルに挑戦することができるはずだ」

 ミケルセンは、完成したばかりの2017年VWポロやヒュンダイi20クーペWRCをテストした経験を持っており、彼はシトロエンC3に対し彼なりの助言を行なっているという。

「僕のセッティングをクリスが気に入ってくれると嬉しい」

「彼がクルマに乗ってどう思うのか知りたい。ポーランドでの作業によって、フィンランドではもっと速く走ることができれば幸いだ」

「僕たちは今回のテストでかなり進歩できたと思う。僕たちはクルマのあらゆる面を見直したんだ。サスペンションとかディファレンシャルとかをね」

「作業はクルマの動きに関する全ての要素に及んだ。今ある部品を並び替えるといったような作業だけではなかった」

ポーランドでの微調整

 シトロエンは、ポーランドに向けて、新しいリヤ・ディファレンシャル、さらにフロントアクスルとリヤアクスルのトルクの割合に変更を行った。

 ミークはこの調整に対し意見することができなかったが、本人は以前からその箇所の変更を求めていたことをチーム内の情報筋は明らかにしている。

 クルマとチームの変化について、シトロエンのチーム代表であるイブ・マットンは次のように語った。

「C3WRCの開発中に抱えていたリスクについて今回見直しを行い、我々はそこから進歩したのだ」

「我々のクルマは間違いなく速いが、効率的にクルマが作動する領域が狭すぎることが今回判明した」

「我々は組織、方向性、原則においていくつかの大きな変更を行うことにした。この変更のきっかけは我々に新しいアイデアを提供してくれたアンドレアス・ミケルセンが与えてくれた」

「C3WRCでのテストセッションの後、ここ数カ月間で行っていた作業を補完するようなアップグレードをいくつか導入した」

「より汎用性の高いクルマが用意されたことで、我々のドライバーは、シトロエンがかける高い期待に応えられるようになったはずだ」

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・ポーランド
ドライバー アンドレアス ミケルセン , クリス ミーク
チーム シトロエン・ワールドラリー・チーム
記事タイプ 速報ニュース