【WRC】ラトバラ「メキシコはシーズンで最も困難なラリーになる」

ラトバラはメキシコで勝てるチャンスがそう多くないと感じており、ラリーメキシコ今シーズンで最も困難なラリーになると警戒している。

 2017年WRCシーズン初のグラベルラリーが3月9日より開催される。トヨタはシーズン前にグラベルラリーのテストを行っていない上に、メキシコの高い温度と高い標高という非常に困難なコンディションの中での戦いを強いられることになる。

 トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは、昨年まで在籍していたフォルクスワーゲンではメキシコでテストを行ってきたが、変わってトヨタでは、スペインのアルメリアで参戦への準備を行った。

「僕がメキシコで勝てるチャンスはそう多くないと感じている」とスペインでのテスト後、ラトバラは言う。

「道を切り開いていく(現在ラトバラはポイントリーダーのため、ラリーメキシコではライバル車両を先導することになる)ことに恐れている訳ではない。この現状からどのような結果を期待するかという点で、僕たちは現実的にならなくてはいけない」

「昨年のラリーメキシコで、僕は7番手スタートをしたんだけど、その走行順からアドバンテージを得たんだ。当時首位だった(セバスチャン・)オジェ(当時ラトバラのチームメイト)に対し、40秒のギャップを作ることができた」

「メキシコはシーズンの中でも最も困難なラリーになるだろう。僕たちは初めてメキシコでラリーをする新参チームだ。他のライバルチームはラリー・メキシコの経験や、グラベルの経験を積み重ねてきている」

「チームはいくつかのシミュレーション作業を行なっているけど、僕たちが実際にメキシコで走行した場合、どのように作動するかはまだわからない状況だ」

 先週、スペインで行われたトヨタのテストプログラムは、ヤリスWRCにとって2回目のグラベルラリーだった。

 ラトバラはその時の様子について語った。

「スペインでメキシコの高い標高を想定した」

「僕たちは海抜約2,000mの地で走行を行なったが、感触はよかった。それに僕たちはそこから海抜2,300mまで登って練習したんだけど、海抜2,000m以上は雪が積もっていたんだ。メキシコで雪は降らないから、その経験はかなり役立てられると思う」

 スペインでのテスト中、ラトバラは横転をしており、その様子がSNSで投稿されている。その横転により、予定していた走行はほとんどキャンセルされたという。

「横転は何度か経験したことがあるけど、その中でも最もダメージが少ない横転だった」とラトバラは説明した。

「リヤに消耗したタイヤを装着して走っていたんだ。その時の感触がつかめたよ」

「コーナー手前でブレーキをかけた時、マシンはアウト側に向けて滑り出した。リヤのコントロールを失った僕はコースアウトし、そのまま茂みに投げ出されたんだ」

「リヤバンパーを破損、クロスメンバーが歪んで、ドアが少し凹んだ。そんな状況だったよ」

「その後は、何事もなく走行距離を100km稼ぐことができた」

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・メキシコ
ドライバー ヤリ-マティ ラトバラ
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース