【WRC】ラトバラ「優勝でモチベーション高まった。次戦待ちきれない」

2017年WRC第2戦ラリー・スウェーデンでトヨタのヤリ-マティ・ラトバラが今季初優勝を果たした。

 WRC(世界ラリー選手権)第2戦ラリー・スウェーデンで、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが今季初優勝を果たした。

 1999年のラリー・チャイナ以来のトヨタのWRC優勝。ラトバラにとっては2016年のメキシコ以来の勝利であり、ラリー・スウェーデン4勝目のこととなる。

 ラトバラは初日のSS1でトップタイムを記録しラリー・スウェーデンを好スタート。2日目ではヒュンダイのティエリー・ヌービルに首位の座を奪われたものの、2番手を堅持した。3日目の最終ステージでヌービルがクラッシュし、ステアリングのトラブルを抱えリタイアしたことから、再び首位に浮上。最終日は全てのSSでトップタイムを叩き出し、パワーステージ(総合タイムとは別に該当ステージで1-5位のドライバーにポイントが与えられる)である最終SSでもスプリント能力を発揮した。

 ラトバラは今回の勝利について、次のようにコメントを発表した。

「新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC 2戦目で優勝する事ができて、本当に嬉しく思います」

「今日の最後のパワーステージでの走りは、私の今までのキャリアの中でベストなパワーステージだったと思えるほどうまくいきました。良いマシンを準備してくれたチームに心から感謝します。今回の優勝と6本のステージベストタイム記録によりモチベーションがさらに高まりましたので、この調子をこれからも保ち続けたいと思います。次戦ラリー・メキシコのスタートが待ちきれません」

「今回、優勝する事ができてもちろん嬉しいのですが、トップを走りながらも昨晩のスーパーSSで、アクシデントにより勝機を失ったティエリー・ヌービルの事を考えると心が痛みます。私も以前、同じような状況を経験したので彼の気持ちはよく分かります。今回の優勝は、正直なところ幸運に助けられた部分もあります。ですので、さらにマシンを速くするため、これからも改良を続けていく必要があるでしょう」

 一方の同僚であるユホ・ハンニネンは総合23位で完走した。

 ハンニネンは初日を8位でスタートしたものの、2日目のSS5でコーナリングラインを乱したことでコースオフし、フロントから木に衝突した。その後ステージは完走したものの、マシンの冷却系が損傷していたためリタイアを決断。3日目に復帰するために修復作業を行った。3日目には無事イベントに復帰、最終日に再びクラッシュしてしまうが、総合23位で完走した。

 ハンニネンは次のように語った。

「チームのスタッフは献身的にハードワークを続けてきましたが、自分もその一員として優勝に貢献できたことを誇りに思います。チームにとっては素晴らしいラリーとなりました。私自身は金曜日に大きなミスをしてしまいましたが、その後再出走を果たし、いろいろなテストを行ないながら、多くのSSを走り経験を増やすことができました。今回の経験を次のラリーに生かしたいと思います」

 またトヨタのチーム代表であるトミ・マキネンは次のように語った。

「今の気持ちを言葉にするのは簡単ではありません。前戦ラリー・モンテカルロでの2位にも驚きましたが、今回の優勝は予想をはるかに超えたリザルトです。もちろんラッキーな面もありましたが、ヤリ-マティとミーカの素晴らしい戦いと、それを支えた日本、フィンランド、ドイツのすべてのスタッフのチームワークと努力があったからこそ、優勝を成し遂げられたのだと思います。我々を信頼してくれた豊田章男社長をはじめとする、皆さんに感謝します。今日は我々の活動にとって忘れ難き特別な日となりましたが、この勝利に浮かれることなく、今後も開発に力を注ぎ続けます」

 WRC第3戦ラリー・メキシコは、3月9〜12日に開催される。

※コメントは【TOYOTA GAZOO Racing News】より抜粋

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・スウェーデン
記事タイプ 速報ニュース