【WRC】ラトバラ「2週間遅くチームに加入していたら勝てなかった」

トヨタにWRC復帰後2戦目で勝利をもたらしたラトバラは、彼がチームに合流してから行った変更が、スウェーデンでの勝因だったと語る。

 トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは、彼がフォルクスワーゲンを離れ、チームに加入してから行った変更が、ラリー・スウェーデンで功を奏し、優勝することができたと語った。

 4年連続で世界ラリー選手権(WRC)を制したトミ・マキネンが率いるチームとはいえ、トヨタは18年ぶりの復帰ということもあって、シーズン開幕前の期待は決して高くなかった。

 ところが、開幕戦のラリー・モンテカルロで他車のアクシデントがあったとはいえラトバラの操る10号車が2位表彰台を獲得。2戦目のラリー・スウェーデンでは早々と優勝を果たし、30ポイントを上積みしたことで現在ドライバーズランキングトップに立っている。

 トヨタのWRC勝利は、前回の参戦の最終年である1999年ラリー・チャイナ以来となった。

 昨シーズンまで、セバスチャン・オジェ+フォルクスワーゲンのタッグが4年連続でダブルタイトルを獲得していたが、フォルクスワーゲンが突然WRCからの撤退を発表。オジェや、フォルクスワーゲンに所属していたラトバラも、突然”難民”となった。

 そのラトバラがトヨタに加入したのは、昨年12月の第1週のことであり、マシンの重要な部品の最終仕様を決定する時期だったという。

「その2週間後にチームに加わっていたら、僕は勝てていなかっただろう」とラトバラは語った。

「僕たちは、ホモロゲーション取得のため、多くのパーツ仕様を選り分ける必要があった。僕は14日間を使って、自分の意見を伝え仕事を完了することができた」

「僕はギヤ比とディファレンシャルのセッティングに取り掛かっていたが、それはマシンをより良く変えるために重要なパーツだった。僕らは、その時間でそれを成し遂げたんだ」

 ラトバラは、彼がフォルクスワーゲンで過ごした4年間で蓄積した知識が重要だったと語った。

「最初のテストでマシンを運転した時、マシンには多くのポテンシャルがあると感じた。しかし、基本のセットアップが理想のモノとは少し遠かったし、マッピングが正確ではなかった」と彼は語った。

「しかし、僕は(フォルクスワーゲンの)ポロから学んだインプットを試して、トヨタのマシンを開発するのに役立てた」

「チームのみんなはとても素早くそれに応え、素晴らしい仕事をした」

「本当に、信じられないほど素晴らしいチームと、素晴らしい仕事を果たしたんだ」

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・スウェーデン
ドライバー ヤリ-マティ ラトバラ
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース