【WRC】ラリースウェーデン参戦の勝田と新井、無事完走を果たす

勝田貴元・新井大輝が、2月9-12日に開催されたWRC第2戦ラリー・スウェーデンのWRC2クラスに参戦。それぞれ7位と9位という結果で終えた。

 勝田貴元・新井大輝が、2月9-12日に開催されたWRC第2戦ラリー・スウェーデンのWRC2クラスに参戦し、新井/グレン・マクニール組がクラス7位、総合19位、勝田/マルコ・サルミネン組がクラス9位、総合22位で完走を果たした。

 現在TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにて欧州でトレーニング中のふたりは、1月26-28日に行われたフィンランド国内選手権第1戦に引き続き、スノーコンディションであるWRCラリー・スウェーデンに参戦した。

 4日間で合計18本のSS、総SS距離331.74kmで競われ、両選手にとっては運転技術とペースノートのトレーニングに加え、世界レベルのドライバーに求められる集中力と体力面での訓練にもなったという。  

 勝田は2日目にパンクを喫し、ステージ内でのタイヤ交換を余儀なくされたり、スノーバンクへのスタックやスピンなど、様々なアクシデントに見舞われたが、3日目以降は安定した走りを見せ、コリンズ・クレストではWRCクラスを含めても2番目に長い42mのビッグジャンプに成功した。

 一方、新井は2日目での2度のスローパンクチャー、3日目でのスピンやロアアーム損傷など、度重なるトラブルを経験したが、いくつかのステージでは同クラスのドライバーに引けを取らないほどのタイムを出すことができた。

 次回、勝田と新井は3月16-19日に開催されるイタリア・ラリー選手権第1戦をフォード・フィエスタ・R5で参戦する。

 勝田と新井、チーフインストラクターであるヨウニ・アンプヤは、TOYOTA GAZOO Racing Newsに次のようにコメントを寄せた。

勝田貴元: 

「今回も多くの点で勉強になったラリーでした。スウェーデンの道はラップランドの雪道とは同じ雪道でも全く違いました。スノーバンクが少なく、ところどころグラベルになっていて、思った以上に滑りやすかったです。また、WRカーが走った後の道はわだちもきつく、路面の変化が著しかったです。それでも日を追うごとに少しずつコツがつかめてきました。マルコとのコンビネーションも日に日に良くなっています。トラブルはたくさんありましたが、色んな経験をしながらこのラリーを走り切れたことは自信になり、次につながる大きなイベントになりました」

新井大輝

「 色々アクシデントはありましたが、初めてWRCラリーを完走できてうれしいです。雪道とグラベルの混じった道は思った以上にタイヤへの影響が大きく、2度もスローパンクチャーに見舞われました。また、ペースノートは悪くなかったと思いますが、想像以上に路面が滑りやすく、何度かスピンもしてしまいました。ですが、今回の経験で、トラブルが起きたときに自分がどうすれば車をゴールまで運べるかを考え、運転だけでなく自分で車を理解することも重要だと学びました。だんだんリラックスして、自然な運転ができるようになったら良いタイムも出せるようになりました。今後の課題を多く見つけることができた収穫の多いラリーでした」

ヨウニ・アンプヤ(チーフインストラクター)

「今回のラリーで二人のドライバーが成し遂げた成長をうれしく思います。特にうれしかったのは、2台ともスタート時と変わらない姿で戻ってきてくれたことです。WRCという舞台で、長距離かつ様々な路面を走り切ることは、彼らにとって非常に意味のあることです。両ドライバーとも、経験の少なさから、スノーバンクにスタックしたり、走りが安定しなかったりということはまだありますが、これらは成長のために必要な過程です。今回の長く過酷なラリーは、精神面でも二人を成長させました。彼らは、このスウェーデンの、難しく、体力を消耗させるコンディションの中で集中力を保つことを学んだはずです」

※【TOYOTA GAZOO Racing News】より抜粋

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・スウェーデン
記事タイプ 速報ニュース