今シーズン2勝目をあげたオット・タナクは、まだチャンピオンシップは終わっていないと話した。
ラリー・ドイチェランドで優勝を果たしたオット・タナク(Mスポーツ)は、まだチャンピオンシップを諦めていないことを明かした。
先週末のラリー・ドイチェランドで優勝を飾り、現在ランキング3位のタナクは、首位のセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)との差を33ポイントまで縮めた。またラリー・ドイチェランドはリタイアとなったものの、ランキング2位につけるティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)との差は16ポイントになった。
そのタナクはmotorsport.comに対し、「チャンピオンシップは終わっていない。本当の終わりが来るまで、決して終わらないんだ!」と話した。
「僕は戦い続けるし、プッシュし続ける。ランキング上位二人とのギャップを縮めることができたし、今のギャップもそれほど大きくない」
「もっとラリーで勝たなければいけないと思っているので、残りの3イベントでは優勝を狙っている」
「あらゆることが起こりうるのだということをこれまでも見てきた。だからもし前を走るドライバーが失敗をしたり問題に見舞われたりしたら、僕はタイトル争いに残ることができるだろう。残れない理由はわからない。でもタイトルを獲りたいのなら、勝ち続けることが必要だ」
Mスポーツのチーム代表であるマルコム・ウィルソンは、タナクのスピードや執念を見ることができて嬉しく思うと話した。
「彼がチャンピオンシップを戦っているかって?」とウィルソンは語った。
「ひとつ確かなのは、前回のラリー(ラリー・フィンランド)の後よりも、彼のポイントが25ポイント増えていることだ」
「今年はあらゆることが起きている。それはオットも例外ではない。今はあまり多くのことを話したくはないが、この位置につけるまで、我々はそれ(チャンピオンシップ)を失ったようなものだった」
「我々はチームであるということを意識し、残りの3イベントのためにますます懸命に作業しなくてはならない。これこそまさに、我々がやろうとしていることだ」
【関連ニュース】
ラリー・ドイチェランド終了後のポイントランキング
Pos. | Driver | Car | Points |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
M-Sport Ford | 177 |
2 | ![]() |
Hyundai | 160 |
3 | ![]() |
M-Sport Ford | 144 |
4 | ![]() |
Toyota | 123 |
5 | ![]() |
Hyundai | 89 |
6 | ![]() |
M-Sport Ford | 87 |