【WRC】オジェとエバンスがクロアチアで1-2。トヨタ豊田社長「メンバー全員で力を発揮してくれている」
WRCの第3戦ラリー・クロアチアを終え、トヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表。チームの1-2フィニッシュを喜び、接戦を繰り広げたドライバー、そしてチームメンバーたちを称えた。
Sébastien Ogier, Toyota Gazoo Racing, Elfyn Evans, Toyota Gazoo Racing
Toyota Racing
WRC(世界ラリー選手権)の第3戦ラリー・クロアチアが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジェ/ジュリアン・イングラシア組が優勝を果たした。
オジェはチームメイトのエルフィン・エバンス、そしてヒュンダイのティエリー・ヌービルと、最終日まで僅差の戦いを繰り広げた。しかし最終的にはエバンスに0.6秒という僅差で勝利。開幕戦ラリー・モンテカルロに続く、今シーズン2勝目を挙げた。これでオジェは今季のドライバーズランキング首位に浮上することになった。
今回のラリーの結果を受け、チームオーナーであり、トヨタ自動車の社長でもある豊田章男が、コメントを発表した。
「WRC初開催のクロアチアでオジェ、イングラシア組が我々のチームに勝利をもたらしてくれました。セブ、ジュリアン、そしてチームのみんな、おめでとう!」
豊田社長はそう語った。
「二人はリエゾンを走っている時に事故に遭い、その後走りにくい状況に陥ったにも関わらず、諦めずに走り続けて勝利を手にしてくれました。二人の走りに感謝したいと思います。最後まで勝利を争ったエルフィン、スコット(マーティン)の二人も素晴らしい走りでした。ワンツーフィニッシュをありがとう」
なお、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムとしてWRCに参戦中の勝田貴元は、SS10とSS12でトップタイムを記録する速さを見せ、総合6位でフィニッシュした。これについても、豊田社長は次のように語った。
「貴元はステージトップタイムを2回もとってくれました。WRCでのトップタイム、本当にすごいことです。先日、帰国した際の私からのアドバイスが役に立ったね…と言いたいところですが、努力を続けている貴元自身の成長の結果だと思います。次戦以降も楽しみにしてます」
「序盤戦のカッレのコースオフにも驚きました。カッレ(ロバンペラ)もヨンネ(ハルットゥネン)も無事で本当によかったです。ほとんど走れませんでしたが、学びの多いラリーになったと信じています」
「ヤリ-マティ(ラトバラ/チーム代表)のチームを見ていると毎戦、メンバー全員でその力を発揮してくれていると思います。次戦ポルトガル以降、またインターバルなくイベントが続いていきますが、みんな健康第一で戦いに備えてください」
「ファンの皆さま、今回も応援ありがとうございました。次戦以降もTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにご期待ください。引き続き応援よろしくお願いいたします」
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