【WRC】9位ラトバラ「キャリアの中で一番身体的に辛いラリーだった」

WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・ポルトガルの最終日が行われ、今回より3台体制を敷いているトヨタは、全車とも入賞を果たした。

 5月21日(日)、WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・ポルトガルの最終日が行われ、今回より3台体制を敷いているトヨタは、全車とも入賞を果たした。

 チャンピオン争いに絡んでいるヤリ-マティ・ラトバラは9位、イベントを通してノートラブルだったユホ・ハンニネンは7位、WRCクラスデビュー戦となったエサペッカ・ラッピは10位という結果だった。なお、ラッピはパワーステージで4位となり、ボーナスポイントも獲得した。

 イベント後、チーム代表とドライバーたちは次のように語った。

トミ・マキネン(チーム代表) 

「今回もまた非常に難しいラリーでしたが、将来に向けていろいろなことを学びました。そして、3台のヤリスWRCがすべて完走したことに満足しています。我々の中で最上位だったユホは、一貫して堅実な走りで7位に入り、ポイントを加算しました。もしも小さなトラブルに見舞われなければ、きっとさらに上の順位でフィニッシュしていたはずです。今回も彼は我々のプログラムにとって大事な貢献をしてくれました。ヤリ-マティは昨日かなり体調が悪く心配でしたが、彼は体調不良を乗り越え最後まで戦い抜きました。そしてエサペッカは、今回がヤリスWRCでのデビュー戦だったにも関わらず3ポイントを獲得するという、素晴らしい働きをしてくれました。彼が今回急激にスピードを高めていったことに感銘を受け、彼の将来は明るいと確信しました。チームは、ここまでに学んできたことをとても効率的に吸収しています。コ・ドライバーを含む選手全員と、すべてのチームスタッフに感謝しています」

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車) 

「これまでのキャリアで、もっとも身体的に辛いラリーでした。昨日は本当に体調が悪かったのですが、病院で夜を過ごし点滴を受けた結果、今日はかなり回復し、最後まで走りきってポイントを獲得できました。大変なラリーが終わったので、これからの2日間はひたすら寝続けると思います。次戦サルディニアの前にテストの予定はないので、ゆっくりと体を休め、そして万全の体調で次のラリーに臨みたいと思います」

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車) 

「今回のラリー・ポルトガルは、前戦のラリー・アルゼンティーナほどではありませんが、それでもかなりトリッキーなラリーでした。このラリーに対する経験は十分ではありませんでしたが、それでも最後まで走りきりポイントを獲得できたのでハッピーです。もっとも重要なのは、このラリーから多くを学び、そして全体的にクリーンな走りをできたことです。お陰で自信を持つことができました。今日は、今後に向けていくつか新しいことを試しました。また、ファフェのステージには信じられないほど多くの観客が集まり、素晴らしい経験でした。ラリーを見に来てくれた観客の皆さんにも、感謝の気持ちを捧げたいと思います」

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車) 

「いろいろな意味で、今回は予想通りに行かないラリーでしたが、今の自分たちに適切なスピードを見出だすことができたと思います。それは本当に重要なことなので、満足しています。今日の最初の2本のSSではタイヤを温存したので、残る2本のSSでは思い切り攻めることができました。そして最後のファフェのパワーステージのビッグジャンプでは息をのむ着地となりましたが、少なくともヤリスWRCのサスペンションがいかに丈夫かを証明できたと思います。ラリーが始まる前、実は密かにポイントを獲得できるのではないかと期待していたのですが、パワーステージでもボーナスポイントを得られるとは、夢にも思っていませんでした」

※文中のコメントは、TOYOTA GAZOO Racing NEWSより抜粋。

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・アルゼンチン
ドライバー ヤリ-マティ ラトバラ
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース