ヌービル優勝、ヒョンデが表彰台を独占。トヨタのオジェ、最終SSで横転2位逃す|WRCアクロポリス・ラリー・ギリシャ
WRC第10戦のアクロポリス・ラリー・ギリシャは、ヒョンデのティエリー・ヌービルが総合優勝を果たした。
Thierry Neuville, Martijn Wydaeghe, Hyundai World Rally Team Hyundai i20 N Rally1
写真:: Austral / Hyundai Motorsport
世界ラリー選手権(WRC)第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャは、ヒョンデのティエリー・ヌービルが総合優勝を果たした。
ライバル勢にトラブルが続く中、ヒョンデ勢は比較的順調にラリーを進めた。最終日を迎えた時点で、総合5番手にWRC2クラスのサミ・パヤリがつけるという、サバイバルラリーを3台すべてが生き残ったのだ。
ヒョンデ勢以外で唯一上位に残っていたのは、トヨタのセバスチャン・オジェ。ヌービルに1分以上の差をつけられながらも、総合3番手で日曜日を迎えた。
日曜日最初のSS13で最速タイムをマークし、総合2番手に浮上したオジェだったが、最終パワーステージのSS15でまさかの横転クラッシュを喫してしまった。
ヌービルは危なげなくパワーステージを走りきり総合優勝。2位にダニ・ソルドが繰り上がり、3位にオット・タナクと、ヒョンデが表彰台を独占した。
トヨタは、パンクやマシントラブルでタイムを失ったエルフィン・エバンスが8位。SS3でのクラッシュでデイリタイアとなった勝田貴元は10位に終わった。
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