トヨタがトップ4独占。ソルベルグのクラッシュでオジェとの一騎打ち決着、勝田貴元4位|WRCラリー・イスラス・カナリアス
WRC第5戦ラリー・イスラス・カナリアスは、トヨタがトップ4を独占。セバスチャン・オジェが今季初優勝を飾った。
世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・イスラス・カナリアスは、トヨタのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組が総合優勝を果たした。
オジェはSS2で首位に立ったが、チームメイトのオリバー・ソルベルグの猛追。しかしソルベルグがSS17でのクラッシュでリタイアしたことで、オジェが今季初優勝を挙げた。
オジェは金曜日の走行を終えた時点で、開幕戦モンテカルロのウイナーであるソルベルグとの差を8.9秒に広げた。しかしソルベルグは怒涛の追い上げを開始。オジェとソルベルグが手に汗握る一騎打ちを繰り広げ、コンマ数秒を争う戦いへと発展した。
最終日を迎えた時点で、オジェのリードは3.8秒まで削られていた。最終日の日曜日はタイヤ交換ゾーンがなく、タイヤの摩耗を抑える必要があったが、ソルベルグは攻め続けオジェまで2.2秒まで肉薄。しかし最終ステージのひとつ前、SS17で優勝争いは決着した。ソルベルグがクラッシュしたのだ。
SS17でも全体ベストペースを刻んでいたソルベルグだが、右コーナーで姿勢を乱しガードレールにヒット。サスペンションにダメージを受け、リタイアとなった。
最終パワーステージを3番手で走り抜けたオジェは、スーパーサンデーでも2位と、合計32ポイントを獲得。キャリア通算68勝目、今季初優勝を挙げた。
トヨタはWRCで300回目の表彰台獲得となったが、結果としてはトップ4を占めた。2位となったエルフィン・エバンスは、ポイントリーダーに浮上。サミ・パヤリが3位となった。
4位は勝田貴元。3連勝はならず、ランキング2番手に後退したものの、エバンスとのポイント差は2点と僅差だ。
ヒョンデは3台いずれもバランスに苦労し、トヨタに対抗できず。アドリアン・フルモーの5位が精一杯だった。前戦最終ステージでのクラッシュで優勝のチャンスをフイにしたティエリー・ヌービルは6位に終わった。
M-スポーツ・フォードはジョシュ・マッカーリーンの8位が最上位だった。
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