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痛恨パンクで優勝逃したオジェ、ハンコックタイヤをSNSで公然批判「冗談であってほしい」

トヨタのセバスチャン・オジェは、WRCラリー・ポルトガルでのパンクでほぼ確実だった優勝を逃した後、SNSでのハンコックの投稿を皮肉った。

Sebastien Ogier, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

 トヨタのセバスチャン・オジェは、WRCラリー・ポルトガルでの勝利をパンクで逃したことに納得していないようだ。SNSで、WRCの単独タイヤサプライヤーであるハンコックの投稿に、皮肉と嫌味を込めてコメントしたのだ。

 WRCの全カテゴリーにタイヤを供給しているハンコックは、イベリア半島で開催されたラリー・ポルトガルを終えた後、自社のグラベルタイヤを称える投稿を5月13日に公開した。

『ラリー・ポルトガルは、砂埃、ジャンプ、そして容赦ないグラベル走行が特徴だった』と投稿には記されている。

『ハンコック・ダイナプロR213タイヤは、荒れた路面や高速ステージで耐久性とコントロール性を発揮した。次はラリー・ジャパンだ』

 この投稿に反応したのがオジェだ。ポルトガルでの出来事をまだ受け入れられていないオジエは、その直後に「冗談であってほしいんだけど……」と絵文字付きでリプライを行なった。

 

 オジェはラリー・ポルトガルの最終日を総合首位で迎え、2ステージを残した段階でヒョンデのティエリー・ヌービルに17.3秒、チームメイトのサミ・パヤリに30.6秒のリードを築いていた。

 しかしSS22で右リヤタイヤのパンクを喫し、タイヤ交換のために停車を余儀なくされた。このステージでは、パヤリも同様にパンクに苦しんだ。

 これによってオジェは勝利どころか表彰台も逃し、総合6位でフィニッシュ。ヌービルからは1分26分遅れだった。

 オジェはWRCにパートタイム参戦するようになってから、タイトル獲得を目標にするのではなく、各ラリーでの勝利を目指していると繰り返し語ってきた。もしポルトガルで勝っていれば、同ラリーでの勝利数は8勝となっていたはずだったが、これは実現しなかった。その傷はラリーから96時間が経っても深く残っていたようだ。

 もっとも、オジェがタイヤサプライヤーを公然と批判するのは今に始まったことではない。彼は2024年末までタイヤを供給してきたピレリに対して何度も、しかもかなり激しい口調で不満を表明してきた。

 そして現在のサプライヤーであるハンコックも、これまでのところRally1用タイヤでドライバーたちを十分納得させられていない。ここ数日で起きた出来事は、ある意味では避けられなかったものに思える。そして実際、その懸念は現実のものとなってしまった。

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