トヨタのオジェ、ラリー・ポルトガル通算7勝目。夏仕様に衣替えしたトヨタが開幕5連勝
WRC第5戦ラリー・ポルトガルでトヨタのセバスチャン・オジェが総合優勝を果たした。
Winners Sébastien Ogier, Vincent Landais, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1
写真:: Red Bull Content Pool
世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・ポルトガルは、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)のセバスチャン・オジェ/ヴァンサン・ランデ組が総合優勝を飾った。
2025年のWRCは、今回のラリー・ポルトガルから9月の第11戦ラリー・チリまで、7戦連続でグラベル(未舗装路)イベントが続くスケジュールとなっている。
トヨタはトップ4を独占した前戦ラリー・イスラス・カナリアスと同様、5台体制での参戦。これまでブラック基調のカラーリングだったが、夏仕様のクールなシルバーのカラーリングを施した。
スーパーSSの1ステージのみ行なわれたデイ1と、計10ステージが行なわれたデイ2、7ステージのデイ3を通して、オジェはヒョンデのオット・タナクとトップ争いを演じた。
昨年9月のラリー・チリ以来となるグラベルラリー出場となったオジェは、徐々にペースアップ。タナクに一時は2秒差まで迫ったが、タナクもそこから盛り返す、一進一退のバトルが繰り広げられた。
しかしSS17でタナクがパワステのトラブルに見舞われ後退。これでオジェが首位に立ち、チームメイトのカッレ・ロバンペラに27.6秒差をつけて最終日のデイ4を迎えた。
デイ4ではロバンペラも攻め、オジェの持つリードは徐々に減少。さらにタナクはそれ以上の速さでロバンペラを逆転し、13.6秒差で最終パワーステージを迎えた。
ビッグジャンプがあることで知られるファフェでのパワーステージSS24では、タナクが逆転を目指し最速タイムで駆け抜けたが、オジェは4.8秒差の5番手タイム。8.7秒差で総合優勝を飾った。
これでオジェは開幕戦モンテカルロ以来となる今季2勝目。ラリー・ポルトガルでの最多優勝記録を「7」に伸ばした。
総合3位はロバンペラ、総合4位はヒョンデのティエリー・ヌービルが入り、前戦とは異なりヒョンデとがっぷり四つの争いだった。
勝田貴元は5位。「本当に厳しい週末でしたが、自分たちにとっては悪くないラリーでした」と語った。
ポイントリーダーのエルフィン・エバンス(トヨタ)は、出走順が不利に働き苦しんだが、SS22で同じトヨタのサミ・パヤリを逆転。総合6位でフィニッシュしている。
ドライバーズランキングでは、エバンスが首位をキープしており、同2番手のロバンペラと30ポイント差。また今季5戦中3戦に出場し、2勝をマークしているオジェも、ロバンペラと2ポイント差のランキング3番手となっている。
マニュファクチャラーズランキングでは、トヨタがさらにリードを広げて、ヒョンデを55ポイントリードしている。
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