勝田貴元、開幕ラリー・モンテは“良いスタート”に。自己ベスト更新し6位獲得
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムからWRCへフル参戦する勝田貴元。彼は開幕戦ラリー・モンテカルロを6位で終えたが、良い形でスタートを切れたと考えている。
写真:: McKlein / Motorsport Images
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加し、今季はWRCフル参戦を開始した勝田貴元。彼は開幕戦ラリー・モンテカルロを自己最高の6位で終えると、良いスタートを切れたと語った。
伝統のラリー・モンテカルロで開幕を迎えた2021年のWRC。イベントは新型コロナウイルスの影響を鑑みて無観客、及びステージの走行距離も大幅に短縮される形で行なわれた。
また本番前のシェイクダウンも行なわれなかったため、勝田はターマックでのテスト機会を持てないまま最初のステージへ挑むこととなった。
勝田は序盤、今季から供給がピレリへと変更となったタイヤへの理解を進めることに集中。デイ1では総合11位にとどまったが、デイ2には総合8位に浮上し、更に翌日総合6位に浮上。着実にポジションを上げていった。
そして24日に行なわれた最終日デイ4でも、最後までしっかりと順位を守りきり、総合6位で完走。これは彼にとってWRCでの自己ベストを更新するリザルトだ。
ラリー・モンテカルロを終えた勝田は、難しいコンディションの中で様々な経験を積み、自身のドライビングに自信を持てるようになったとコメント。良い形のスタートを切ることができたと、チームのプレスリリースに語った。
「この週末はトリッキーなコンディションのラリーを戦う中で多くのことを学び、様々な経験を積むことができました。少しずつスピードも上がっていき、自信もついていきました」
「正直なところ、序盤はまったく自信を持てませんでした。新しいタイヤの特性を理解する必要がありましたし、コンディションや路面が変化するセクションでは慎重になり過ぎていました」
「それでも、グラベルクルーの助けを借りて、より多くの情報をペースノートに書き加えられたことで、自分のドライビングに自信を持てるようになりました。素晴らしい仕事をしてくれた、僕のグラベルクルーとチームに感謝します。フラストレーションを感じるシーンも何度かありましたが、ラリーを最後まで走り切り、このような形でシーズンをスタートできて良かったです」
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