豊田章男社長「表彰台の頂点に立てるまでのクルマ作りをしてくれた」
WRCラリー・アルゼンティーナでトヨタ加入後初優勝を飾ったオット・タナクに対し、トヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを寄せた。

4月29日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの最終日、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナクが今シーズン初優勝を果たした。また、ラリー・アルゼンティーナ初出場だったエサペッカ・ラッピは、総合8位でフィニッシュした。
トヨタ自動車の取締役代表社長であり、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのチーム総代表である豊田章男氏は、今回のイベントについて次のようにコメントを寄せた。
豊田 章男(チーム総代表)
「日本から見て地球の反対側となるアルゼンチンからタナック選手のヤリスでの初優勝のニュースが届いたこと大変嬉しく思います。タナック選手、ヤリスでの初優勝おめでとう、ありがとう! そして、応援いただいたファンの皆様、本当にありがとうございました。
昨年のラリー・アルゼンティーナで、我々のヤリスはその荒い路面に徹底的に傷めつけられました。しかしチームメンバーはそこから学び、改善し、今年は表彰台の頂点に立てるまでのクルマを作りあげてくれました。
今回は残念ながらリタイアしてしまったラトバラ選手も、タナック選手に匹敵するペースで走り「ヤリスは本当に速かった」という心強いコメントをしてくれました。8位で走りきったラッピ選手も初のラリー・アルゼンティーナで、数多くのことを学べたと頼もしいコメントを残してくれています。WRCの道の上で、全てのチームメンバーが成長を続けクルマが鍛えられていること、本当に頼もしく思います。
2年目のシーズンはこれから中盤戦に入ります。今後もファンの皆様に嬉しいニュースをお届けできるよう、我々TOYOTA GAZOO Racing WRTは全力で走り続けます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします」
この記事について
シリーズ | WRC |