【WRC】観客死亡事故を起こしたパッドン、ラリー・モンテカルロ撤退
初日の第1ステージでクラッシュし、観客を巻き込んで死亡させてしまったヘイデン・パッドンが、ラリー・モンテカルロを撤退することになった。
写真:: Red Bull Content Pool
WRC開幕戦ラリー・モンテカルロの初日SS1でクラッシュし、コース上にマシンを横転させてしまったヒュンダイのヘイデン・パッドン。マシンのダメージは大きくなかったが、この事故に巻き込まれた観客が死亡してしまうという痛ましい事故になってしまった。
この事故を受けヒュンダイは、パッドンをこの時点でラリー・モンテカルロから撤退させることを発表した。
チーム代表のミシェル・ナンダンは、次のように語った。
「木曜日の夕方、観客が亡くなってしまったことを知り、とても悲しく思っている」
「そのため、我々は今週末のラリーから、ヘイデンとジョン(ケナード/パッドンのコ・ドライバー)の4号車を撤退させることを決めた。関係するすべての方々に、我々の想いと心からの哀悼の意を送りたいと思う」
パッドンは事故を次のように振り返った。
「シーズン最初のラリーとしては、我々が求めていたようなモノにはならなかった。僕らは最初のステージの終盤で、見えにくい凍った路面に捕まってしまった」
「クルマは横にスライドしてしまい、そこからは何もすることができなかった。クルマには大きなダメージはなかった。しかし、多くの仕事をしてきてくれたチームには申し訳ないことをした」
「今日の事故で、僕は信じられないほど悲しい。僕は事故に巻き込んでしまった人の家族や、その友人の皆さんのことを考えている」
なお、もう1台のヒュンダイのマシンに乗るティエリー・ヌービルは、ラリー再開後のSS2で最速タイムを記録。2番手のセバスチャン・オジェ(M-Sport)に7.8秒の差を築いている。
【関連ニュース】
モンテカルロSS2:ヌービルが首位。トヨタのハンニネンは3番手
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments