ホンダSBKのバウティスタ、新型のポテンシャルを確信。引き出せているのは30%?
スーパーバイク世界選手権にワークス体制を復活させたホンダだが、ライダーのアルバロ・バウティスタによると新型マシンはまだ30%の状態だという。
Alvaro Bautista, Team HRC
Gold and Goose / Motorsport Images
2020年のスーパーバイク世界選手権はホンダがワークス体制を復活させ、新型マシンCBR1000RR-Rを投入した。新型コロナウイルスの影響によってシーズンは中断されているが、開幕戦は無事実施され、ホンダは新型マシンでの初戦に挑んだ。
そして今季、ドゥカティからホンダへ移籍してきたアルバロ・バウティスタは、開幕戦オーストラリアで6位を2回獲得。チームメイトのレオン・ハスラムは5位を記録している。
バウティスタはホンダのプロジェクトが発展途上であり、多くの作業が必要だと、DAZNに対して語った。
「このプロジェクトは新しいもので、オーストラリアでは僕らは30%ほどだった。多くのことに取り組まなければならないんだ」
「目標はもっと素晴らしいフィーリングにすることだ」
「だけどこれは全く新しいプロジェクトで、僕らには時間が必要なんだ。でもそれと同時に、自信があるんだ」
昨年、バウティスタはドゥカティでパニガーレV4Rを駆って連勝。MotoGPマシン由来のDNAをもつマシンで競争力を発揮した。そこから今年は一転して並列4気筒のCBR1000RR-Rへと乗り換えている。
バウティスタは並列4気筒がそれまでと全く異なるものだと認めたが、ホンダのエンジンには更に競争力が秘められていると感じているようだ。
「MotoGP、そしてスーパーバイクでは僕はキャリア全てでV4エンジンのマシンを走らせてきた」
「ホンダは並列4気筒マシンで、感覚はとても異なっている」
「良いか悪いかは分からないけど、かなり違っているんだ。そして今はまだ慣れていないけど、エンジンに取り組んで使い方も良くなって、この状況が良くなっていくことを願っている」
「今は全く新しいバイクだから、多くの修正作業をしていく必要がある、だから冬季テストでは多くのデータを集めるために取り組んだんだ」
「僕にとってこのバイクの第一の強みはエンジンだ。とてもパワフルで、ポテンシャルを感じる。ただ僕らはポテンシャルの全てを使うために、全てのピースを適切な場所にはめなければならない」
「パワーが無いよりも、たくさん持っていて、それを使うように取り組んだほうが良い。今はポテンシャルを最大限引き出すためのプロセスの途中なんだ」
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