レオン・キャミア、ホンダWSBKチームマネージャーに就任「新しい挑戦の始まりが楽しみ」
ホンダはスーパーバイク世界選手権の新たなチームマネージャーとして、レオン・キャミアが就任することを発表した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
スーパーバイク世界選手権(WSBK)は1月20〜21日にかけてプレシーズンテストをヘレス・サーキットで行なう予定だが、それに先駆けてホンダがある驚きの人事を発表した。
それは長年WSBKに参戦してきたレオン・キャミアが、ホンダワークスチームでチームマネージャーに就任するというモノだ。
キャミアはイギリススーパーバイクで2009年にタイトルを獲得すると、WSBKの世界に挑戦を開始。以後10年間に渡り参戦を続け、これまでに表彰台を計9回獲得しているベテランだ。
彼は2018年にホンダに加入し2019年までホンダからWSBKに参戦していたが、2020年はバリーニ・ドゥカティへ移籍。ただ昨年はシーズン前のテストで負った怪我の影響が長引き、開幕戦から離脱を強いられた。
キャミアは昨年7月のシーズン再開のタイミングで復帰を目指していたが、肉体面の状態が芳しくないことから最終的にチームとの契約を解消。2021年の去就も不透明だった。
しかし前述の通り、キャミアは今年ホンダのチームマネージャーに就任することが発表。マネジメント役としてホンダに復帰することになった。
「キャリアの中の数年間をホンダのライダーとして過ごし、人生の大きな節目でまたホンダと仕事ができることを、とてもうれしく、誇りに思っています。私のことを信頼してもらい感謝しています」
キャミアはチームマネージャー就任に際し、そうコメントを寄せた。
「SBKのプロジェクトは非常に重要で、新しいCBR1000RR-R FIREBLADE SPは非常にすばらしいマシンです。目標を達成するために努力する準備ができています」
「ライダーとして努力を欠かしたことはありませんが、チームマネージャーとしても同じように全力で取り組んでいきます。長年SBKでレースをしてきた私は、レースとその大変さをよく理解していますが、現在の状況はそれをさらに困難なものにしています」
「しかし、アルバロ(バウティスタ)やレオン(ハスラム)のような非常に優秀なライダー、そしてTeam HRCやHRCのエンジニアなどのプロフェッショナルと協力することで、最大限の力を出し、最高の結果を目指して戦うことができると確信しています」
「ヘレスでは2日間に渡ってテストが行われ、チームと走行を行なう最初の機会になります。新しくエキサイティングな挑戦の始まりを本当に楽しみにしています」
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