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ジョナサン・レイ、ラズガットリオグルのMotoGP転向説に警鐘「10年前とは何もかも違う」

2023年にトプラク・ラズガットリオグルがWSBKからMotoGPへ転向するという噂があるが、WSBK王者のジョナサン・レイは、WSBKからMotoGPへシームレスに移行できる時代は終わったと考えている。

Garrett Gerloff, Petronas Yamaha SRT

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 スーパーバイク世界選手権(WSBK)で6連覇を果たしているカワサキのジョナサン・レイ。彼は今シーズン、ヤマハのトプラク・ラズガットリオグルとのタイトル争いで遅れをとる厳しい状況となっている。

 そのラズガットリオグルには、以前からMotoGP転向の噂があったが、現在は2023年にMotoGPへ移るのではないか、という憶測が広まっている。

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 WSBKライダーのMotoGPへの挑戦という点では、レイにも経験がある。彼はケーシー・ストーナーの代役として2012年に2レースを戦っており、その際には7位と8位を獲得している。

 フルタイムでWSBKからMotoGPへ転向したライダーでは、コーリン・エドワーズや、トロイ・ベイリス、ベン・スピーズ、カル・クラッチローらが比較的成功を収めていると言えるだろう。

 しかしレイは、MotoGPのレベルは非常に高くなってきており、WSBKライダーが“今の”MotoGPへ移っても苦戦する可能性が高いだろうという考えを示している。

「今のMotoGPは本当にレベルが高いと思う」と、レイはmotorsport.comに語った。

「(引退で)MotoGPから少し離れていた(2021年にフランコ・モルビデリの代役として参戦した)クラッチローの結果を見て欲しい。イギリスでのジェイク・ディクソンもだ。彼も非常に才能あるライダーなんだ」

「MotoGPで走っているライダー達は、本当に速い。マルク・マルケスは(怪我で)昨シーズンの大半を離脱していたけど、あの彼ですら(復帰後は)厳しいんだ」

 レイは自身が戦った10年前のMotoGPとは状況が異なっており、全メーカーが競争力を発揮する今のMotoGPの難しさを指摘している。

「トップ集団と、後方の最も遅い集団の間ですら、ギャップはとても小さい。どのメーカーも競争力を備えていて、サテライトチームですらファクトリーに近い。恐らく最も競争力が低いのはアプリリアだけど、彼らも表彰台を獲得している。これはとてつもないよ」

「10年前のように、30秒遅れでトップ10に入れるような状況じゃないんだ。今は30秒遅れでフィニッシュしようものなら、最後尾だ。何もかもが今は違っている。MotoGPバイクに乗っているだけでは、あそこにはいられないんだ」

「僕が(2012年に)乗ったときは、トップから30秒差で7番手だった。でも今では、それじゃあ十分ではないんだ」

 
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