ミケリス、WTCC日本ラウンドに意気込み「少なくとも1勝はしたい」

ホンダのエースとしてWTCC日本ラウンドに挑むノルベルト・ミケリス。ホンダの母国レースへの意気込みを語った。

 今季のWTCC(世界ツーリングカー選手権)でランキング3位につけ、残り3ラウンドに挑むホンダのノルベルト・ミケリス。首位テッド・ビョーク(ボルボ)からは2点差であり、初タイトルの可能性を十二分に残している。

 そのミケリスが、今週末に行われる日本ラウンドに出走するために来日。取材に応じた。

 ミケリスの愛車は、ホンダのシビックWTCCである。このシビックWTCCについての印象を尋ねると、ミケリスは次のように語った。

「シビックには、実際に乗る前からすごく良い印象を持っていた。ホンダがWTCCに参戦してきたのは2012年のラスト3戦だった。でもその時点で、すぐに表彰台を争えるポテンシャルを持っていたんだ(同年のマカオ戦で、ティアゴ・モンテイロが3位表彰台を獲得)」

「僕が実際にシビックをドライブしたのは、確か2013年の2月だったと思う。この年から、僕はホンダの一員になったんだ。このクルマは、最初から自信を持って乗ることができた。ドライブするのが簡単なクルマじゃないけど、ドライバーとしてはすごくチャレンジングで、操り甲斐がある。すごく良いと感じたんだ。このクルマに乗るのは好きだよ」

 ミケリスは最近、プライベートでも新型のシビック・タイプRを入手したという。

「実は最近、新型のシビック・タイプRが届いたんだ。とてもエンジョイしている。それまで、シビックには乗ったことがなかった。S2000には乗ったことがあったんだけど……いや、思い出した! 友人がシビックの1.6VTIを持っていた。運転したことはなくて、助手席に座っていただけだったけど、とても良いクルマだった」

 ホンダについても、チーム加入以前から好印象を持っていたとミケリスは語る。

「(ホンダ創業者の)本田宗一郎さんが、『レースがなければホンダはない』と仰っていた。それは僕も一緒で、レースがなければ僕も存在しないようなものだ。同じ気持ちでホンダと接している」

「この哲学は、チームに溶け込むのを楽にしてくれた。WTCCのチームには日本人も、イタリア人も、イギリス人も、そして僕のようなハンガリー人もいる。でも、みんなが同じ考えの下で力を合わせ、戦っているんだ。だから、ホンダの一員としてここにいられることを、光栄に思っている」

 昨年のもてぎ戦では、オープニングレースを制したミケリス。しかし今年はそれ以上の結果を残し、タイトル獲得を目指したいと宣言する。

「もてぎではもちろん勝ちたい。昨年も良い結果だったけど、それ以上の結果を出したいんだ。1年を通して懸命に働いてきた。だからチャンピオンシップを獲るためにも、できるだけたくさんのポイントを獲得したいし、少なくとも1勝はしたいと思っている。最後には、それがとても大事になってくるはずだ」

 ただ、今季ここまでの成績により、もてぎ戦でのシビックは、80kgのハンデウエイトを積むことを強いられる。これにより厳しい戦いになるだろうことを、ミケリスは覚悟している。

「ハンデウエイトを80キログラム積むことになる。もっとも重いマシンになるんだ。あまり有利なことじゃないけど、その中でもベストを尽くしたいと思う」

「今年はファンの皆さんに、いつもより特別に応援していただきたい。毎年多くの応援を受けているけど、今年は非常に僅差の戦いになっている。皆さんの応援が僕らの力になるはずだ。だから、ぜひサーキットに来て応援してほしい」

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この記事について
シリーズ WTCC
イベント名 もてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー Norbert Michelisz
チーム Honda Racing Team JAS
記事タイプ 速報ニュース