「結束力においてホンダよりも優れていた」とボルボ代表。ホンダが反論

ホンダのチーム代表であるマリアーニは、ボルボのチーム代表が語った今季優勝した理由に対し反論した。

 ボルボのWTCCチーム代表であるアレクサンダー・ムルドゼフスキー・シェドビンは、今季の勝利の鍵はボルボの結束力はホンダよりも比べて優れていたからだと語った。それに対しカストロール・ホンダ・チームの代表であるアレッサンドロ・マリアーニは反論した。

 ボルボのテッド・ビョークは、WTCCの最終戦カタールの予選でタイトル争いのライバルであるホンダのノベルト・ミケリスがマスターシリンダーのトラブルに悩まされる中で優勝したことにより、ミケリスに28.5ポイント差をつけてドライバーズタイトルを獲得した。

 シーズン中盤まで選手権をリードしていたのはホンダのティアゴ・モンテイロだったが、彼はバルセロナテストでクラッシュに見舞われたことで負傷し、中国・寧波戦から離脱を余儀なくされた。それ以降ミケリスはホンダのタイトル候補としてボルボと戦ってきた。

 ボルボのチーム代表であるシェドビンは1年を総括して、ドライバー部門とマニュファクチャラー部門においてタイトルを獲得できたのはホンダよりも結束力が優れていたからだというコメントを残した。それに対し、ホンダのチーム代表であるマリアーニは次のように語った。

「私は彼(シェドビン)の声明を読んで、笑ってしまった」とマリアーニ。

「彼はホンダは混乱の渦中にいて、お互いに理解し合えていないと語っていた。そうであるならば、今季のホンダがボルボに勝利数とポールポジション数で上回っているという事実を彼はどうやって説明するのだろうか」

「それに加え、我々のチームはしっかりとした調和が取れている」

「ティアゴのクラッシュの後、我々はドライバーラインアップを変更しなくてはならなかった。しかし、新しく加入したドライバー(ガブリエル・タルキーニとエステバン・グエリエリ)は、トラック上におけるコンディションを管理し、困難な時を乗り越え、完全にチームに適応することができていた」

「私は、彼が実際の勝敗を分けた要因はチーム内の調和がいかにとれているかということであると語り、ホンダに対する否定的な意見をしたことに驚いた」

「我々は様々な取り組み方から様々なメリットを得ている。これによって過去5年間のレースで優勝してきた」

 さらにマリアーニは最終的な結果に悪影響を及ぼした要因は、モンテイロの事故ともてぎのオープニングレースであると語った。

「今季の結果はそれぞれ別々の要因によって決定したと考えているため、我々はまだフラストレーションを抱えている」

「ティアゴは確かにチャンピオンシップをリードしていたがクラッシュで負傷したため、シーズン後半を欠場せざるを得なかった」

「しかし、これまでの結果(勝利数とポールポジション数)を見ると、我々が最も強いチームであることは確かだ」

「今季はもてぎのオープニングレースまで1度もホンダのマシンは接触していなかったが、そのレースでふたりのホンダのドライバー(道上龍とミケリス)が(ボルボのニッキー・キャッツバーグとネストール・ジロラミに)接触した」

「もしそこでの失点がなければ、カタールでチャンピオンを獲得するだけのポイントが得られただろうが、その失点が結果に大きな影響を及ぼした」

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この記事について
シリーズ WTCC
チーム Honda Racing Team JAS , Polestar Cyan Racing
記事タイプ 速報ニュース