WTCCマカオ予選:赤旗多発の中、道上龍は7番手。ハフがポール獲得

WTCCマカオの予選は赤旗が多発する慌ただしいセッションに。ポールポジションは、シトロエンのロブ・ハフが獲得した。

 WTCC第9戦マカオの予選がマカオ市内のギア・サーキットで行われ、シトロエンのロブ・ハフがホンダのノルベルト・ミケリスに0.306秒差をつけてポールポジションを獲得した。

 予選のQ1とQ2は、それぞれ3台ずつがクラッシュし赤旗が何度も掲示される波乱の展開に。予選Q1ではニッキー・キャッツバーグ(ボルボ)が2度目のアタックの際に、高速の右コーナーであるフィッシャーマンズ・ベンドでウォールに接触。ピットレーン入り口にマシンを止めてしまった。キャッツバーグはQ1は突破となったものの、Q2では走行できずに終わっている。

 予選Q2では、ボルボのネストール・ジロラミがコーナーを曲がりきれずウォールに接触。ストップしたところにシトロエンのメフディ・ベナーニが避けきれずに突っ込んでしまうクラッシュが発生した。

 ボルボはジロラミのマシンのエンジン交換を決断し、土曜日に行われるオープニングレースを最後尾からスタートすることに。一方ベナーニは予選10番手となっており、予選上位10台がリバースグリッドでスタートするオープニングレースではポールポジションとなる。

 ホンダの道上龍は、ミケリスやエステバン・グエリエリといったチームメイトよりも良いペースでアタックをしていたが、このタイミングで赤旗が掲示されてしまい、最終的に7番手でQ3進出を逃してしまった。それでも、彼にとってはドライコンディションでの最上位グリッドということになる。

 また、ベナーニのチームメイトのジョン・フィリッピは最終コーナー出口のウォールに激しくヒットし、左リヤタイヤがサスペンションごと脱落してしまうというクラッシュも発生。フィリッピもベナーニと同じくタイムを記録できていないが、予選9番手となっている。

 ハフやミケリス、グエリエリのほか、ポイントリーダーのテッド・ビョーク(ボルボ)、トム・チルトン(シトロエン)でQ3が争われた。

 Q3最初にアタックしたチルトンは2分24秒844をマークし、ビョークとグエリエリを上回って3番手を獲得した。

 出走3番目のミケリスは2分24秒301を記録し、暫定トップでハフのアタックを見守る。セクター1では0.073秒ハフが遅れるものの、セクター2経過時点で0.2秒のリードに逆転し、最終的に2分23秒995でポールポジションを獲得。このタイムは、2014年にホセ・マリア・ロペスが記録したレコードを更新する形となった。

 なおその後に行われたMAC3では、クラッシュの影響でボルボ勢が満足にアタックを行えず、スロー走行で周回。ホンダ勢が楽々勝利を収めている。

 →【リザルト】WTCC第9戦マカオ:予選結果

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この記事について
シリーズ WTCC
イベント名 マカオ
サーキット Circuito da Guia
ドライバー Norbert Michelisz , Rob Huff , Tom Chilton
チーム Honda Racing Team JAS
記事タイプ 予選レポート