【WTCC】アルゼンチン決勝:道上10位、開幕戦以来の入賞を果たす

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【WTCC】アルゼンチン決勝:道上10位、開幕戦以来の入賞を果たす
執筆: Jack Cozens
2017/07/16 21:56

WTCC第6戦アルゼンチン決勝が行われ、ホンダのノベルト・ミケリスがメインレースで優勝。道上は開幕戦以来の入賞を果たした。

 世界ツーリングカー選手権(WTCC)第6戦テルマス・デ・リオ・オンドラウンドの決勝が行われ、ホンダのノベルト・ミケリスがメインレースで優勝。ホンダの道上龍は、オープニングレースで10位となり、開幕戦マラケシュぶりの入賞を果たした。

オープニングレース:アーチャーが今季初優勝

 オープニングレースは、ヤン・アーチャー(ラダ)が今季初優勝を果たした。

 ポールポジションからスタートしたアーチャーは、オープニングラップでトム・チルトン(シトロエン)に先行されて2番手にダウン。さらにホンダのノベルト・ミケリスとティアゴ・モンテイロが接触。ミケリスが左フロントタイヤをパンクさせたことで、早々にピットインを強いられた。

 一方ホンダの道上龍はエンジン載せ替えによるグリッドペナルティを被り、オープニングレースを最後尾スタートすることとなった。しかし、1周目の混戦を避けて順調にポジションをあげ、3周目には12番手まで浮上した。

 ボルボ勢3台もチーム内で激しい争いを展開。数珠繋ぎ状態になりながら、激しく接触し合いながらポジションを争った。しかし、ネスター・ジロラミがコース上でトラブルを抱え、ニッキー・キャッツバーグも左フロントタイヤをパンクさせたためピットインし、結局コースに復帰することはできなかった。よってボルボ勢の中で、テッド・ビョークのみが生き残り6番手を走行した。

 残り2周のところでチルトンに、オープニングラップで強引に前に出たのが危険な行為だったとして、5秒のタイムペナルティが科されることが明らかになった。5番手のモンテイロに対しチームは、「0.1秒のマージンしかないからスパートをかけろ」と指示を出すも、モンテイロはチルトンから5.1秒遅れでフィニッシュラインを横切ったため、結局5位のままフィニッシュとなった。

 一方、チルトンのペナルティで2番手アーチャーの順位が繰り上がり、アーチャーが今季初優勝。道上は10位に入賞した。

メインレース:道上、11番手で入賞ならず

 メインレースはオープニングレースに比べると穏やかなレースとなり、ホンダのミケリスが優勝を果たした。

 4番グリッドスタートのエステバン・グエリエリ(シボレー)がスタートで出遅れたことにより、トップ5台はホンダとボルボが占めた。道上は9番グリッドからスタートしたが、2周目の段階で12番手までポジションを落とした。

 順位に変化のないままレースが7周目に入ったところ、トップを走行していたキャッツバーグが、オープニングレースに引き続き、左フロントタイヤをパンクさせてスローダウン。よって2番手だったミケリスがトップに浮上した。

 さらにジロラミもペースが落ち、グエリエリとメヘディ・ベナーニ(シトロエン)に交わされてしまった。

 トップを走行するミケリスとモンテイロ、ビョークは1秒差以内の接近戦を展開するも、ミケリスが最後までポジションを守りきり、優勝を果たした。道上はトム・コロネル(シボレー)を追い連続入賞を目指したが、一歩及ばず11位でレースを終えることとなった。

 テルマス・デ・リオ・オンドラウンドを終えたことにより、シリーズは10月まで長いサマーバケーションに入ることになる。

 次戦上海ラウンドは、10月13-15日の日程で開催される。

■WTCC第6戦テルマス・デ・リオ・オンドラウンド決勝リザルト

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この記事について

シリーズ WTCC
イベント テルマス・デ・リオ・オンド
ロケーション Autodromo Termas de Rio Hondo
ドライバー Tiago Monteiro , Thed Björk , Norbert Michelisz , Nick Catsburg
チーム Honda Racing Team JAS
執筆者 Jack Cozens
記事タイプ レースレポート