【WTCC】ラダ今季でWTCC撤退の噂。2017年シーズンはホンダ&ボルボの2メーカーのみに?

ラダは5年間続けてきたWTCCのプロジェクトを完了し、今季限りで同チャンピオンシップから撤退することになりそうだ。

 ロシアでの報道によると、ラダのWTCCプロジェクトは転機を迎えており、場合によっては今季限りで同シリーズから撤退する可能性もあり、これに代わってロシアの国内選手権などに焦点を当て直すことになりそうだという。

 ラダが撤退することになれば、来季ワークスとしてWTCCに参戦するメーカーは、ホンダとボルボだけということになる。シトロエンも今季限りで同選手権から撤退し、世界ラリー選手権(WRC)にフル参戦することになっている。

 チームからの公式発表は11月10日まで行われないとみられているが、この情報はラダの内部関係者が、motorsport.comの取材に対して語ったものである。一方、ラダの株主であるロシアの自動車企業アフトワズ社は、motorsport.comの取材に対してコメントしなかった。

ドライバーの状況は?

 ラダが撤退することになれば、ニッキー・カッツバーグ、ガブリエル・タルキーニ、ヒューゴ・バレンテら現在同チームのワークスドライバーを務める面々の来季の所属先が無くなることを意味する。

 彼らがボルボやホンダのファクトリーチームでエントリーできる可能性も、僅かには残っている。しかし、もし可能性がゼロではないとしても、ラダの決定は遅すぎると言わざるをえない。

「噂を聞いたことはあるが、僕はまだチームからの”公式”の確認を待ちたいと思う」

 コメントを求められたカッツバーグは、そう答えた。

「それが本当なら、とてもがっかりする。僕は2017年の契約を交わした。だから僕は、代わりにドライブできるシートを探すことになると思う」

 タルキーニは、昨年限りでホンダを追われた後、今年ラダとの契約を交わした。しかしホンダへの復帰の可能性は低く、ボルボに加入する可能性も見えにくいため、彼は2年目の契約を完了せずに、引退に追い込まれる可能性が高い。

 なお今季のラダは、地元ロシアラウンドのレース1でタルキーニが、レース2でカッツバーグが優勝するなど、合計2勝。シトロエン、ホンダに次ぐマニュファクチャラーズランキング3位につけている。

Neil Hudson / TouringCarTimes

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シリーズ WTCC
ドライバー Gabriele Tarquini , Hugo Valente , Nicky Catsburg
チーム Lada Sport
記事タイプ 速報ニュース