TCR出身の若手ドライバー、2018年WTCR参戦の承認を初めて受ける
WTCR参戦を初めて承認されたドライバーはベルギー人ドライバーのデニス・デュポンであることが明らかになった。

WTCR参戦を初めて承認されたドライバーはベルギー人ドライバーのデニス・デュポンであることが明らかになった。
今月、世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、TCR規定の車両規則を採用する形で2018年よりWTCRとして生まれ変わることが発表された。
初年度のシーズンエントリーは最大26台であり、WTCCやTCRインターナショナルシリーズに参戦していたチームには参戦優先権が与えられている。2017年12月15日より申請が可能となり、主催者によるの承認を得たチームとドライバーが参戦を承認される。
今週、コムトゥユー・レーシングのデュポンが、WTCR参戦の承認を得た初めてのチームとドライバーとして発表された。
25歳のデュポンは2017年シーズンのTCRベネルクスシリーズ(ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ)で2勝を挙げ、ランキング5位でシーズンを終えている。さらにTCRインターナショナルシリーズにコムトゥユー・レーシングから4戦出場した。
2018年で彼はロイヤル・オートモービル・クラブ・オブ・ベルリン(RACB)からの完全な支援を受けることが決定している。
コムトゥユー・レーシングは昨年TCRインターナショナルシリーズにデビューしたばかりのチームだが、アウディRS3を持ち込み、TCRインターナショナルシリーズで2度王者になったステファノ・コミニを起用したことで存在感を持っていた。結局コミニは3勝を挙げ、ドライバーズランキング3位でシーズンを終えている。
1日遅れで、コムトゥユー・レーシングのセカンドドライバーとして承認を受けたのはオーレリアン・パニス。昨年パニスはWTCC開幕戦からハンガリー戦までをホンダ・シビックで参戦し、その後並行して参戦していたTCRインターナショナルシリーズに活動を集中させている。
この記事について
シリーズ | WTCR |
ドライバー | Denis Dupont |
チーム | Comtoyou Racing |
執筆者 | Jack Cozens |