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新生GR86/BRZ Cupが富士で開幕。初代勝者は谷口信輝

TGR GR86/BRZ Cupが富士スピードウェイで開幕。プロフェッショナルシリーズ、クラブマンシリーズ合わせて合計89台のエントリーを集めた。初代勝者となったのは谷口信輝だった。

谷口信輝, KTMS GR86

写真:: Jun Goto

 7月17日(日)、富士スピードウェイで2022年のTGR GR86/BRZ Cupが開幕を迎えた。

 2013年からスタートしたTGR 86/BRZレースは、新型トヨタ GR86とSUBARU BRZのデビューに合わせて、今季からTGR GR86/BRZ Cupと名称を変更。クラス分けも昨年までの3クラス制から、国内トップドライバーが多く参戦する「プロフェッショナルシリーズ」と、ジェントルマンドライバーを含むアマチュアドライバーが競う「クラブマンシリーズ」の2クラス制へと改められた。

 車両規則も大きく変更され、昨年までは変更できるパーツはかなり限られていたが、プロフェッショナルシリーズに関しては様々なパーツが採用可能となり、指定もしくは認定パーツが多く存在。参戦するチームやサプライヤーにとっても、より魅力的なカテゴリーとなった。

 一方で参加型レースとしては過激とも言えるタイヤ戦争があったTGR 86/BRZ Raceだが、今季からはクラブマンシリーズはダンロップタイヤのワンメイクとなり、よりドライビングテクニックが試される環境になった。

 開幕戦の舞台である富士スピードウェイには、プロフェッショナルシリーズ39台、クラブマンシリーズ50台が集合。このシリーズの人気の高さを感じられた。

 7月16日(土)に行なわれた公式予選。同日午前中に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行では大雨の影響で赤旗になる場面もあったが、TGR GR86/BRZ Cupの予選スタート時には小雨となった。ただ、路面はウエットであった。

 プロフェッショナルシリーズの予選セッション序盤には、昨年チャンピオンの菅波冬悟(OTG TN滋賀 GR86)が2分13秒台でラップ重ね、タイムシートのトップに立った。昨年まではブリヂストンタイヤ勢がウエット路面を得意としていたが、菅波が履くのはダンロップタイヤである。

 雨量は天気予報よりも少なく、路面コンディションがどんどん変化していく中、残り5分を切ったところで伊東黎明(OTG DL GR86)がトップを奪うが、直後に菅波が再びトップタイムを更新してみせた。しかし、それを上回る走りを見せたのが谷口信輝(KTMS GR86)だった。結局この谷口が2分12秒846でプロフェッショナルシリーズのポールポジションを獲得。クラブマンシリーズは、松井宏太(TEAM SAMURAI GR86)が2分22秒619でポールポジションを手にした。

 決勝日の7月17日(日)は晴天に恵まれ、クラブマンシリーズの決勝が10時05分から、プロフェッショナルシリーズの決勝は12時30分から、共に10周で行なわれた。

 プロフェッショナルシリーズでは、ポールポジションスタートの谷口がホールショットを決め、その後方に菅波、伊東が続く展開。この3台は2分4秒台で周回を重ねていく。そんな中菅波は、4周目以降メインストレートで谷口のスリップストリームに入り、プレッシャーをかける。しかしオーバーテイクには至らなかった。

 残り周回が少なくなっていくに連れ、トップ3のバトルは激しさを増していき、さらに4番手の松井孝允(NETZ TOYAMA Racing)もこの争いに加わった。

 迎えた最終ラップ、2番手菅波がダンロップコーナーで谷口にクロスラインを仕掛け、オーバーテイクを狙う。しかし谷口はこれを上手くブロック。最終セクションもうまくクリアした谷口が、新生TGR GR86/BRZ Cupの初代勝者となった。

 クラブマンシリーズでは、松井宏太が2位を大差で引き離して、ポールトゥウインを手にした。

 今シーズンのTGR GR86/BRZ Cupは、全5戦で行なわれる予定。次戦は8月20〜21日にスポーツランドSUGOで開催予定となっている。

谷口信輝, KTMS GR86, 菅波冬悟, OTG TN滋賀 GR86, 伊東黎明, OTG DL GR86

谷口信輝, KTMS GR86, 菅波冬悟, OTG TN滋賀 GR86, 伊東黎明, OTG DL GR86

Photo by: Jun Goto

 
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