エクストリームE
ロズベルグ、初めてのチーム運営は変な感じ! F1時代に学んだ経験をエクストリームEチームに活かす
元F1ドライバーのニコ・ロズベルグは、自らのチームを立ち上げエクストリームEに挑戦するが、ドライバーからチームを運営する立場に移行するのは変な感じだと語った。

Matt Kew
編集: 2021/04/02 14:54
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2016年にメルセデスのドライバーとしてF1チャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグは、その年限りでF1を引退。以降は目立ったレース活動をしてこなかったが、自らのチーム『ロズベルグ・Xレーシング』(RXR)を立ち上げて、今年から新シリーズであるエクストリームEに参戦する。
エクストリームEは、電動SUVによって競われるオフロードレースで、4月3日〜4日にサウジアラビアのアルウラで開催される『デザートXPrix』で1年目のシーズンが幕を開けることになる。
RXRは、ニコの父親で1982年にF1チャンピオンに輝いたケケ・ロズベルグがDTMに参戦した際に立ち上げられたチーム・ロズベルグを発展させたもので、DTMでアウディのマシンを担当していたエンジニアが多く移籍している。
エクストリームEではドライバーを男性、女性ひとりずつ起用することになっているが、RXRは世界ラリークロス選手権3冠王者ヨハン・クリストファーソンと、元オーストラリア・ラリー選手権チャンピオンであるモリー・テイラーを起用している。
ロズベルグは、チームの運営側に回るという体験は”不思議”だとしながらも、ウイリアムズ時代のフランク・ウイリアムズや、メルセデス時代のトト・ウルフといった名将と仕事をした中で学んだ経験が、とても役立っているという。
Alejandro Agag, CEO, Extreme E, Nico Rosberg, founder and CEO, Rosberg X Racing, and Molly Taylor, Rosberg X Racing
Photo by: Colin McMaster / Motorsport Images
ふたりのドライバーをどうマネジメントしているのかと訊かれ、ロズベルグは次のように答えた。
「僕は多くのこと学んだ。時にはミスに目をつぶってドライバーにそこから学びを得させたり、『そこから何を一緒に学べるか、何か一緒に改善できることはないか?』と聞くんだ」
「でも文句を言ったり、『よくもまあ、あんな風にクルマにダメージを与えて、逆さまにしてくれたものだ』と言ったりするのは絶対にやめよう。ドライバーの自信はとても大切なので、それは間違ったことなんだ」
「僕は自分のキャリアの中で逆の立場を経験している。それはとても助けになるけど、とても奇妙な経験だ」
「テストの時、僕は(テイラーとクリストファーソンを)スポンサーディナーに招待した。でもそのディナーのある時点で『ドライバーはここで失礼します。彼らは疲れているから寝なくては』とスポンサーに伝え、ドライバーたちを帰らせたんだ」
「いつもチームのCEOが僕にそう話してくれていたから、自分が全く違う立場にいるのがとても変な感じだよ」
ロズベルグは、エクストリームEが2021年に訪れるサウジアラビア、セネガル、グリーンランド、ブラジル、アルゼンチンといった国で行なうプロジェクトの重要性を強調した。これには、海岸の清掃活動やマングローブの植樹、住民への啓蒙活動などが含まれる。
ロズベルグは「これほど先見性があり、革新的なことに参加できるのは素晴らしいことだ」とmotorsport.comに語った。
「シリーズに最初から参加しているということは本当に特別なことだ」
「僕がエクストリームEに参画した理由は、遠隔地における気候変動の影響を認識させ、紹介するという社会的目的に基づいているからだ」
「このプロジェクトに参加することで気候変動の影響に対処する機会を得ることができた。チームとして、インパクトのあるプロジェクトで先駆者になりたいんだ」
「僕たちのモットーは、”訪れたすべての場所を、到着したときよりも良い状態にして離れる”ということだ。これは絶対に必要なことなんだ」
RXRチームは、エクストリームEの合同テストが行なわれたモーターランド・アラゴンで、100本の植樹を行なっている。
Read Also:
- ジェンソン・バトン、自チーム率いてエクストリームEに参入。自らもマシンをドライブへ
- エクストリームEの開幕戦、サウジアラビアでのレースが新型コロナの影響で2週間延期に
- 日産、2026年までフォーミュラE参戦を継続。EVレースで電動技術磨く
- フォーミュラE、新規開催候補地の上位は「日本」。近い将来実現する?
- ニコ・ロズベルグ、自チームを立ち上げ『エクストリームE』に参戦!
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 KTM、開幕戦ではタイヤとマシンが合わず“大打撃”受ける。連続開催のドーハも厳しい?
次の記事 開幕戦勝利も、気を引き締めるメルセデス。ハミルトン「フェルスタッペンは同じミスをしない」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Matt Kew

ハミルトン、2024年のメルセデスW15に実は好印象を持っている?「このクルマは素晴らしいよ。まだ、最大限の性能を発揮できていないだけ」
F1
F1
オーストラリアGP
2024/04/13
ハミルトン、2024年のメルセデスW15に実は好印象を持っている?「このクルマは素晴らしいよ。まだ、最大限の性能を発揮できていないだけ」

メルセデスの弱点は高速域! ラッセル「だから、より高速でコーナーを曲がる予選が苦手なんだろう」と推測
F1
F1
日本GP
2024/04/06
メルセデスの弱点は高速域! ラッセル「だから、より高速でコーナーを曲がる予選が苦手なんだろう」と推測

好調ペレスの要因は「来年の契約が危なくなっている」から? レッドブル重鎮のマルコ示唆
F1
F1
日本GP
2024/04/06
好調ペレスの要因は「来年の契約が危なくなっている」から? レッドブル重鎮のマルコ示唆
最新ニュース

角田裕毅にF1復帰のチャンス到来か? ハジャーが手首の負傷でF1オランダGP欠場の可能性が浮上
F1
F1 F1
オランダGP
44 分前
角田裕毅にF1復帰のチャンス到来か? ハジャーが手首の負傷でF1オランダGP欠場の可能性が浮上

クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」
F1
F1 F1
オランダGP
4 時間前
クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」

バイク版ワイルド・スピード誕生? Netflix、MotoGPをフィーチャーした映画制作を進行中か
MotoGP
MGP MotoGP
5 時間前
バイク版ワイルド・スピード誕生? Netflix、MotoGPをフィーチャーした映画制作を進行中か

ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」
F1
F1 F1
5 時間前
ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録