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フォーミュラE、新規開催候補地の上位は「日本」。近い将来実現する?

フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルによれば、近い将来日本、中国、インド、アメリカでのレース開催を視野に入れているという。

ルーカス・ディ・グラッシ(Lucas di Grassi)

 2021年シーズンから、世界選手権のステータスを得ることになったフォーミュラE。同シリーズはさらに世界中でレースを開催すべく、検討を進めているという。そしてその開催候補地の上位に、日本も名を連ねているようだ。

 フォーミュラEは、アレハンドロ・アガグ前CEOの時代から、日本でのレース開催を希望してきた。東京や横浜、そして大阪などが開催地の候補として取り沙汰されたものの、現時点ではまだ実現には至っていない。

 そんな中、現CEOのジェイミー・ライグルは、日本をはじめ複数の国でレースを行なうことを検討していると明言した。

「日本がそのリストの上位にあるのは間違いない」

 ライグルはそう語った。フォーミュラEの担当者はこれまでにも複数回日本を訪れ、開催候補地の視察まで行なっている。また今シーズンの開催に向けて、実際に国内のあるサーキットと交渉が行なわれていた事実があるということも、motorsport.comの日本版の取材では明らかになっている。

 また日本以外では、中国本土でのレース”復活”も目指されているようだ。フォーミュラEが発足した2014年、その最初のレースが行なわれたのは、中国・北京のオリンピックスタジアム周辺だった。

「日本と同様に、中国本土にある巨大都市(北京、上海、広州、深圳)なども、開催候補地の上位である」

 さらにはインドでの開催も視野に入っているようだ。初年度からフォーミュラEを戦うマヒンドラは、インド国籍のチームであり、母国でのレース開催を”熱望”。新型コロナウイルスの感染が拡大する前には、ライグルCEOはマヒンドラの代表であるディルバー・ギルと共にインドを訪れている。

「インドでの開催については、考えれば考えるほどワクワクする」

「インドを見れば、都市部の人口は若く、国際的な見通しを持っている」

「我々がターゲットとする層は、基本的には英語を話す。電気自動車、そして未来の世界を描くという観点から言えば、一足飛びに時代を進めることができる可能性がある」

「都市の人口が非常に多かったり、環境汚染が多いというような、物議を醸すようなことを基に言っているわけではない。しかし電気自動車は、その地域の生活の質を大きく変えることが出来るモノだろう」

「課題はあるが、私はそれにとても注力しており、インドでのレース開催計画を進めることができるか、それを確認するために、ディルバー代表やマヒンドラの関係者と話をしてきたのだ」

 ライグルCEOはまた、アメリカ西海岸のカリフォルニアも、開催候補地のひとつであると語る。現在フォーミュラEは東海岸のニューヨークでレースを開催しているが、もし西海岸でも開催することができれば、アメリカ国内での存在感をさらに高めることができるはずだ。

「そしてアメリカ西部だ」

 ライグルCEOはそう語る。

「一流メーカーと話をすると、彼らはカリフォルニアで多くのクルマを販売していることが分かる」

「そこでも開催することができれば、それは素晴らしいことだ」

 今季は4月24日に、フォーミュラEとしては初の常設サーキットでのレースを、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行なうことが決まっている。しかしライグルCEOは、今後もフォーミュラEのレース開催場所の中心は、都市部に設営される市街地コースであると改めて語った。

「我々は都市の中心部で行なうレースであり続けるという、強い決意がある」

「最高の商品を提供するためには、ライバルとは一線を画す必要がある。それが信じる理由、購入する理由になるのだ。そういう意味で我々にとっては、都市部で開催するということは本当に重要だ」

「そこから外れることはないだろう。我々はいくつかの都市と、本当に良い対話を続けている。そして2022-2023シーズンにそれらの都市で開催できると、この春にも発表できることを願っている」

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